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WJ漫画家でバトロワってどーよ? 02

1 :名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/11 04:12
バトロワ原作パロディ。書きたいところを書きたい奴が書け!

注:このスレはフィクションです。
  実在の人物、地名などとは一切関係ありません。
  特に漫画家とか。

前スレ
  http://ebi.2ch.net/test/read.cgi/ymag/1007025042/
ログ保存庫【weekly jump battle royale@2ch】
  http://www.geocities.com/wjbr2ch/index.html
>>2 男子名簿 (変更の可能性有り)
>>3 女子名簿 (変更の可能性有り)

2 :名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/11 04:12
男子名簿
<男子>
1番 赤松義生 (開幕死亡)    和月「るろ剣」
2番 飯島敬太 (三村&瀬戸の友人)?
3番 大木立道 (ナタ使い)    さとふ○○○「忘れた(ワラ」
4番 織田敏憲 (防弾チョッキ)  萩原「バスタード」
5番 川田章吾 (前回の勝者)   荒木「ジョジョ」
6番 桐山和雄 (ラスボス)    冨樫「H×H」
7番 国信慶時 (即死亡)     梅沢「BOY」
8番 倉元洋二 (カップル2男)  森田「ルーキー」
9番 黒長博  (不良A)     ガモウ「ばかばかしいの」
10番 笹川竜平 (不良B)     ?
11番 杉村弘樹 (拳法家)     うすた「ジャガー」
12番 瀬戸豊  (役立たず)    島袋「たけし」
13番 滝口優一郎(いい人)     ?
14番 月岡彰  (オカマストーカー)許斐「テニス」
15番 七原秋也 (主人公)     尾田「ONEPIECE」
16番 新井田和志(強姦魔)     木多「幕張」
17番 沼井充  (不良)      高橋和希「遊戯王」
18番 旗上忠勝 (野球)      ?
19番 三村信史 (サードマン)   藤崎竜「サクラテツ」
20番 元渕恭一 (ガリ勉)     秋本「こち亀」
21番 山本和彦 (カップル男)   黒岩「不思議ハンター」

3 :名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/11 04:13
<女子>
1番 稲田瑞穂 (電波)      キユ「ロケット」
2番 内海幸枝 (灯台組委員長)  小畑「ヒカ碁」(和月の師匠⇒和月組
3番 江藤恵  (相馬最初の餌食) 鈴木央「ライパクト」
4番 小川さくら(カップル女)   八神「密リターンズ」
5番 金井泉  (まず桐山に殺され)山田和重「グランバガン」
6番 北野雪子 (拡声器呼びかけ) 矢吹「黒猫」
7番 日下友美子(拡声器呼びかけ) 久保「BLEACH」
8番 琴弾加代子(杉村の目的)   澤井「ボーボボ」
9番 榊祐子  (灯台組シチューに毒)武井「マンキン」(和月組)
10番 清水比呂乃(不良女)     岡野「ぬーべー」
11番 相馬光子 (悪女)      漫☆画太郎「珍遊記」
12番 谷沢はるか(灯台組)     いとう「ノルマンディー」(和月組)
13番 千草貴子 (超男前)     尾玉なみえ「パイン」
14番 天堂真弓 (開幕死亡)    小栗「もののけ」
15番 中川典子 (ヒロイン)    岸本「NARUTO」
16番 中川有香 (灯台組シチュー死)東直輝「ソワカ」(和月組・付属)
17番 野田聡美 (灯台組キレて虐殺)鈴木信也「マッハヘッド」(和月組)
18番 藤吉文世 (デコナイフ)   やまもとかずや「Faker」
19番 松井知里 (灯台組)     しんがぎん「鬼が来たりて」(和月組)
20番 南佳織  (アイドルファン) 河下水希「りりむ」
21番 矢作好美 (カップル2女)  つの丸「猪狩」

4 :名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/11 04:14
すっげえ!スレ立てたのかおめっとーさん!!!!

5 :名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/11 04:15
孫悟空氏ね

6 :名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/11 04:24
檄ヤバ!! ディズニーがあからさまなパクリでピンチ!!
ディズニー映画「アトランティス」は「不思議の海のナディア」のパクリでした
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Ocean/9219/atlantis.htm

ヴェルヌ作「海底二万マイル」には「褐色の肌のヒロイン」など登場しない。
そして、アトランティスすら登場しない。

「海底二万マイル」+アトランティス大陸の神話というコンセプトは、「ナディア」のスタッフによる創作である。 (これについては、以下の補足を参照してください)
当然、「神秘的な力を秘めたクリスタル」などというものも登場しない。そして、
それは「ナディア」の作者が「天空の城ラピュタ」の影響のもと創作したものである。
「丸めがね、蝶ネクタイの主人公」というキャラクターも「海底二万マイル」には登場しない。

つまり、「海底二万マイル」の影響下に作られた作品であれば、「潜水艦ノーチラス号」、
「ネモ船長」といった共通点が存在することは説明可能である。
しかしながら、極めて似通った登場人物、全体のコンセプトの酷似、「ナディア」
スタッフによる創作部分との共通性を、「海底二万マイル」を基に作られたということで説明するのは不可能である。

(訳者感想:これはいくらなんでもマズいでしょ。  知的所有権にあれだけ厳しいこと言ってるディズニーがここまでやるか?)

7 :名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/11 04:25
>4
孫悟空ウザイ

8 :目祖:01/12/11 04:38
テンプレ追加

参考文献にどうぞ(今更だが) ジャンプ師弟関係図
ttp://www.din.or.jp/~ktr/Comic/assistant.html
提供:前スレ606

井上はこの枠に納まれる作家じゃないと思われ
荒木カコイイ。藤崎マンセー

9 :前スレ946:01/12/11 04:52
スレ立てお疲れ様です。
それじゃ、新スレに移ったところでラストバトルいきます。
ちょと長いので小出しで(まだ完結してないし)。

10 :ラストバトル:01/12/11 04:53
「そんなはずは――」
 尾田の口から言葉が洩れた。合図の煙が上がった後、銃声は
聞こえていない。それとも、うすたは、何か別のネタでやられた
というのか?
『はーい。これで残り四人になりましたー。聞こえてるかあ、
冨樫。荒木。尾田。岸本。よくがんばって連載してきたなあ。
あ、冨樫はがんばってないか。とにかく、ジャンプ前編集長と
して、おまえたちのこと、誇りに思う。はい、それじゃ、これから
の禁止事項を報告しまーす』
 尾田がとにかくそのメモをとりかける前に、荒木が「荷物を
まとめろ」と言った。
「え?」
 尾田は聞き返したが、荒木はスキューバの手信号でSOS、
というように手をひらひらさせた。鳥嶋が『枠線は――』と
続けている。
「ぼんやりしてんじゃねーぜ。冨樫だ。やつがうすたのニセ
ロボピッチャに興味を示し、信号を打ち上げた可能性がある。
やつもSEGAマニアだったかも知れないんだ――やれやれ
だぜ」
 それで、尾田は慌てて腰を上げた。岸本が自分の原稿を
デイパックにしまい込んだ。そして、鳥嶋が『はーいそれじゃ、
がんばるんだぞー。あともう少しだからなー』と言い終わるか
終わらないか、そのとき、尾田は見た、荒木の視線がすっと、
例の“防犯装置”――マジシャンズレッドの炎の探知機の
ところに動くのを。
 そして、その炎の塊が、ボッと反応するのを。

11 :名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/11 05:11
>10 さっそくのアップごくろうさま〜

>あ、冨樫はがんばってないか
にわらた(w

12 :名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/11 08:40
今週も載ってないしねー>冨樫

13 :ワイルドアームズ:01/12/11 08:58
命はお金で買えないけど、
世の中にはお金で買えるものの方が多いって事、忘れないで。

WAは2よか初代のがいい。2も悪くないけど台詞がやたらクドイ。

14 :13:01/12/11 08:59
すまん誤爆。

15 :ログ保存庫:01/12/11 09:45
こんな時にネット繋げなくなるとは不覚。遅れてスマソ。
保存庫に一気にラストバトル1までアップ。

順番に読みたいなら目次書き込みを使うか保存庫へ来い(藁

16 :名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/11 10:16
>13
WA2好きだった…
板違いスレ違いsage

17 :297修正(尾田版):01/12/11 13:05
いとうは武井に問い掛けた。
「尾田君がさとふ先生を――殺したのを見たって言ったけど正当防衛だったかも
知れないわけじゃないすか」
そう、あの身をひそめていた茂みからほんの数メートル先、どすんというにぶい
音に気づいて顔を出した武井が覗き見たのは尾田栄一郎がさとふ○○○の顔からナタを
抜き出した、その場面だけだった。
「っすよね?」
「うん」
顔を上げ武井は頷いた。いとうの言っていることは、実のところさっぱりわからない。
「そう、そうだな。俺、どうかしてた、きっと。疲れてたし」
それでいとうは安心した様子で、言った。
「尾田君ってなかなかいい奴じゃないですか。あんないい漫画家、なかなかいないですよ。」
そう、武井もこれまではそう思っていたのだ、尾田栄一郎はいかにも少年漫画といった作風で
子供だましじゃねえかと思うときもあるが大体のところとても好感の持てる
相手だと。それどころかちょっと人気者で羨ましいなとすら、思っていたのだ。
しかし、今の武井の頭から、自分がかつてそんなふうに思った記憶など
すっかり抜け落ちていた。
何?何言ってるんだ、いとう先生?いい奴だって?何言ってるんだ?
「だから、彼が目を覚ましてもけんかしたりしないでくださいね」
「大丈夫。そんなことないって」
「あんしんしましたよ。」

18 :名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/11 20:40
ミンナガンバ-レ

19 :名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/11 22:36
>>2
鈴木信也はミスフルです

20 :名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/11 23:13
age

21 :名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/12 00:47
さとふ○○○『くじら中二』

22 :名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/12 01:25
まだアンチ孫悟空がいるのか・・・

23 :名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/12 01:26
>>22
孫悟空って?

24 :名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/12 01:30
>>23
そんなことより純粋にネタを楽しもうぜ

25 :名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/12 01:35
>>23
少年漫画板でタメ口っぽいしゃべり方をする人間の総称です。
ファンがたくさんついていて、現れるたびに「氏ね」「イッテヨシ」などの応援の声援を投げかけます。

26 :ログ保存庫:01/12/12 02:45
>>17
お疲れ。

27 :ラストバトル:01/12/12 03:54
「伏せろ!」
 荒木が叫び、同時にぱらららら、という音が響いた。尾田と
岸本が頭を下げたすぐ上、石壁にザクザクと念弾が突き
刺さった。――緋の眼発動中だ。
 荒木が腰を低くした態勢からエアロスミスを飛ばし、機銃
掃射を茂みの中へ撃ち込んだ。「ボラボラボラボラボラボラ
ボラボラ!」
 当たったのか、そうでないのか、とにかく、冨樫は撃ち返し
てこなかった。荒木が「こっちだ。早く!」と言い、尾田たち
は三人で、冨樫が撃ってきた反対側へ逃げ出した。
 地面に、太さ2センチメートル弱の緑色の縄が這っていた。
尾田はこんなものがあるのを知らなかったが、それは、
ハイエロファントグリーンの結界だった。荒木に促され、尾田
も岸本もそれを飛び越えた。荒木が後ろへ向けてまた機銃掃射
し、後に続いた。荒木が撃ったのとは別のぱららら、という
音がまた聞こえ(この聞き分けは簡単だ。荒木は叫ぶので)、
地面に這っているハイエロファントグリーンの結界が裂けた。
 突然、前を走っていた岸本が何かに弾かれたように止まり、
「うっ」とうめいて、うずくまった。尾田は、慌ててその岸本
に駆け寄った。何かにつまずいたのか?
 そうではなかった。尾田を見上げた岸本の左目のまぶたが
すっぱり縦に裂け、頬に血がざあっと流れ出していた。それに、
右の手も切ったのか、軽く握った拳の中からも血が滴っている。
手にしていたGペンが、足元に落ちていた。
 尾田は岸本の肩に右手を置いて、空間を見上げ――そして
見つけた、細い、念糸が張られているのを。
 尾田の頭の中が怒りで赤く染まった。冨樫は何を考えている
のかわからない。“やつは休むだけだ”と荒木が言った、異常
なのか正常なのかある種の天才なのか狂人なのか知らない、
しかし、岸本を傷つけたというのは、論外だ。――打ち切って
やる!

28 :(P110)黒岩&八神打ち切り直後:01/12/12 10:50
茂みの中から半分だけ顔を突き出し、小畑健は、息を呑んでその光景を見守った。
彼には、誰かを、少なくとも自分から傷つけようなどという気は毛頭なかったので、自分が立てた物音が
二人に打ち切り号を知らせたなどということは、思いもよらなかった。
ただ、ジャンプ陣でもずば抜けたほのぼの作家、その二人の体が、並んで、モザイクに覆われた崖の向こうに消えるのを、茫然と見送っていた。切り立った岩壁に嬌声の波が打ち寄せ、ゆるやかな風に吹かれて、
八神の手からこぼれた修正インクの小さな滴が草の上に散った。
背後からいとうみきおが「どうしたんですか、小畑先生?」と訊くのが聞こえても、小畑は、しばらくただ、震えていた。

29 :(P110-114)鈴木央・恐怖に脅える(1):01/12/12 10:50
鈴木央は、闇の中に座り込み、膝を抱えて、体をがたがたと震わせていた。恐らくもう、二時間くらいは経っている。
遠く小さく、何か花火のような音が聞こえたのは、もう一時間ほど前になるだろうか?
だが、鈴木は、何であったのかなど、考えたくもなかった。
顔を上げると、窓際の近いところにある流し台の上、食器棚やケットルが並んでいるのが月明かりでシルエットになって見えた。
ここに住んでいた人たちはきっと、集英社が社内の仮眠室にでもカンヅメにしているのだろう。
それはわかっているのだけど、家の中に漂っている生活の気配はどこかしら不自然で不気味だった。
この間見た騒動――連載や何やをそのままに忽然と作家陣が消えてしまったエニックスの話を思い出し、
鈴木は改めてゾッとした。
このゲームのルールでは全員が敵だし、誰をも信じられるかというと、とてもそんなのは無理だ。
――けれど、そのとき、ホールアウトした時、もし自分が生き残っていたとしたら、
当然、後のみんなは打ち切られてしまったということになるのだ。親しい何人かの友達(キユや河下水希だ)、
あるいは鈴木がタイトルロゴをを思い浮かべるだけでどきどきする、尾田栄一郎さえも。

30 :(P110-114)鈴木央・恐怖に脅える(2):01/12/12 10:51
鈴木は闇の中、膝を引き寄せて尾田のことを思った。
一番鈴木をとらえたのは、尾田のその絵だった。
少し線の多めな、太くも細くもないその線。彼は冒険活劇が好きらしく、徳弘正也のアシスタント時、
玉袋を持ち上げる絵を描いているときにはとても不満そうな顔だったけど、それでもそのデフォルメのうまさは格別だった。
群集シーンでのキャラの書き込みときたら、鈴木が見たこともない、
虫眼鏡でキャラを探したくなるようなこだわりぶりで、それにも関わらず、驚くほどペンが早かった。
少し寝ぼけた感じの(松坂大輔みたい、と鈴木は時々思った)目、小学校のころ悪魔の実を食べたというだけある
しなやかな身のこなし――。
尾田の絵や話を思っていると、少し体の震えが止まった。
ああ、今、尾田栄一郎がそばにいてくれるのならどんなにいいだろう――。
そして、自分はなぜ、尾田にファンコールをしておかなかったのだろう。
作者コメントで?編集部に来てもらって?それとも電話ででも?今となってはそれすらかなわない。
そこまで考えて、鈴木の頭に何かが引っかかった。

31 :(P110-114)鈴木央・恐怖に脅える(3):01/12/12 10:52
電話。
鈴木は慌てて、支給のディパックと並べて置いてあった自分のゴルフバックを引き寄せた。
ジッパーを開き、必死でグラブやグリップをかき分けた。
手の先に、四角い、固いものが触れた。引き出した。
携帯電話だった。黒峰が、パーティで何かあったら困るしと(何かあったどころじゃないが)、ギフトとしてくれたものだった。
どうも黒峰さんは過保護だなあ、インドアの漫画家にこんなの要らないのにと思いながら、
ぴかぴかのその電話をバックの奥へと詰め込んで、今の今まですっかりその存在を忘れていたのだった。
鈴木は震える手で電話のフリップを引き開け、もどかしくダイヤルボタンを押した。
早く出てくれ。黒峰さん。アシスタントでもいい。そりゃあ非常識な時間だけど、
僕がとんでもないことになっているのは知っているはずだ。
ぷつっと音がして、「もしもし」という声が聞こえた。
「ああ、黒峰さん!」
鈴木は窮屈な姿勢のまま目を閉じた。
「黒峰さん!ぼく!鈴木!助けに来てほしいんだ!黒峰さん!助げでけれ!」
ほとんど錯乱状態で電話に向かって喚き続けた鈴木だったが、相手が何も言わないのでふと我に返った。
何か――おかしい。何か――どうして黒峰さんは――いやこれは――
ようやくその電話が言った。
『ボツ』
鈴木はひっとうめいて電話を放り出した。

32 :(P147)尾田の焦燥:01/12/12 10:53
「尾田先生――顔が青いですよ。大丈夫ですか?」
岸本が訊いたが、尾田は答えられなかった。体を戦慄が走り抜け、すぐに震えに変わった。
「どうしたんですか?」
岸本が尾田の背に手を置いて、訊いた。
尾田は歯を鳴らしながら答えた。「怖い」
尾田は、首を左にねじ曲げ、岸本の顔を見た。岸本が心配そうに尾田を見つめ返した。
「怖いんだ。めちゃくちゃに怖い。俺、人を殺してしまった」
漫画でもやったことないのに。

33 :(P183)3人組(1):01/12/12 10:58
「行くよ」
和道一文字を握りしめ、茂みの外に歩み出しかけたが、荒木がその尾田の左腕をがちっと握り締めた。
「よせ!」
「なんでです!」尾田の声が高くなった。「見殺しにしろってんですか?」意識しないまま、声がうわずり、言葉がこぼれ出した。
「このまま生き残るのに俺がいなくなったら不都合だってんですか?結局そういうことなんですか?あんたは俺たちの敵なのか?」
「尾田先生やめて――」
岸本が悲痛な声を上げたが、尾田はまだ何かを言いかけ――そして気づいた。
自分の腕を握り締めている荒木の顔がすうっと静かになっているのに。
荒木が言った。
「おまえが打ち切られるのは勝手だけどな。お前が逝って帰ってこなかったら、
一人で叩きにさらされた岸本が打ち切られる可能性はぐっと上がるぞ」
「しかし――」
荒木は静かに続けた。
「こんなことは百も承知だろうがな、尾田。誰かの信者になるっていうのは、別の誰かを晒すっていうことだ。岸本が大事なら、行くな」
「だけど――」
尾田は泣きたいような気分だった。

34 :(P183)3人組(2):01/12/12 10:59
「だけど、じゃあ、どうしろっていうんです?見殺しにするんですか?」
「そうは言ってない」
荒木は尾田からすっと手を離すと、久保が叫び続けている山頂の方に向き直り、波紋の呼吸をとった。
「ちょっとだけ俺たちの生存確率を下げる。ちょっとだけだ」
荒木は言うなり、空に向かってWRYYYYYYYYっと叫んだ。
間近で発したその奇声はものすごく、一瞬、尾田は鼓膜がぶっ飛んだかと思った。
その声が、山の斜面に、反響した。
なるほど――。この奇声で久保帯人と矢吹健太朗は、脅えて呼びかけるのをやめ、隠れてくれるかも知れなかった。

35 :(P216)藤崎と島袋:01/12/12 11:00
「俺はほかにも見たぜ、二人ほど」
島袋が目を大きくして、「そうなの?」と言った。
藤崎は頷いた。
「夜の間に、ちょっといろいろ動き回ったんだ。それで――一人は男だったな。
ほら、ちょっと思いつかないような、大根立ててセットした股間でさ――岡野だったと思う」
「声――かけなかったの?」
藤崎は肩をすくめた。
「ちょっとな。自分で書いておいてなんだが、俺はやっぱり、ギャグ漫画家ってのは怖いよ」
「――僕もそうなんだけど」
島袋の言葉に藤崎はしばらく沈黙し、そしてゆっくりと言った。
「いや、でも、お前はたまにシリアスも描くだろ?」
失敗してるけどな――そう言いかけて慌てて口を閉じた。幸い、島袋は気づいていないようだ。
「それに、もう一人。あの荒木飛呂彦をな、見た」
「荒木――先生かあ。あの人の漫画、ちょっと怪しいもんね。だから――」
「ああ、だから俺は仲間になるのは遠慮しといたんだ。しかし――」
藤崎はちょっと視線を空の方へあげた。
「向こうも俺に気づいたようだった。すぐに畑の畦に身を伏せたがな。背後霊みたいなのを操っていたように見えた。
――やつはしばらく俺の方を見ていたと思う、しかし、突然姿を消したよ」

36 :名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/12 11:03
 ,〜((((((((〜〜、
 ( _(((((((((_ )
 |/ ~^^\)/^^~ヽ|
  |  _ 《 _  |
  (|-(_//_)-(_//_)-|)
  |   厶、    |    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  \ |||||||||||| /  <長文野郎はマジできもいぜ
    \_~~~~_/     \_____________
   __/|Y/\.
 Ё|__ | /  |
     | У..  |

37 :名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/12 11:11
尾田死亡!尾田死亡!尾田死亡!!

38 :名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/12 13:39
どうせなら1つのシーンをきっちり書いて欲しいもんだ。飛び飛びバラバラじゃなくてさ。
適当な書き殴りにしか見えないわな。文章の質はいいんだけど。
まあ>>36は刑務所に帰れ、ということで。

39 :荒木の裏切りその4:01/12/12 14:41
「じゃあ、今までのは全部芝居だったってのか?おまえ・・・、おまえ、俺たちを
 何度も助けてくれたじゃないか?」
荒木は冷静に答えた。
「助けてもらったのは、こっちの方だ・・!さしもの私といえど、君たちがいなかったなら
 富樫にやられていたかもしれなかったからな。」
「そんな・・。じゃあ井上さんの話も全部嘘だってのか?!」
声が震えていた。
「嘘だ・・!」
荒木はあっさり、そう答えた。
「私が去年の、打ち切りゲームに参加してたのは、本当で、井上雄彦っていう作家がいたのも事実だ。
 しかし、私はその井上とはなんの関係もない。あの写真とサインは、忍び込んだ家で偶然みつけたものだ。
 さて、君たちは、なぜ私の嘘を簡単に信じたと思うね?」
「そんなのわかんないよ!本当に嘘だったのか?」
荒木はWRYYYと笑った。
「これだよ・・!」
荒木の髪が「キャバァ」っと逆立った。

40 :荒木の裏切りその5:01/12/12 14:41
----肉の芽----これは、ある気持ちを呼び起こすコントローラー!!
カリスマッ!!ヒトラーに従う兵隊のような気持ち!邪教の教祖に憧れるような信者の気持ち!
尾田達2人は荒木に心酔し憧れの作家のように感じ、深層心理で忠誠を誓っていた・・・!!

「そんな、はずは・・・?」
尾田はまだ信じられなかった。
「じゃあ、じゃあ、あのニセロボピッチャは?」
荒木はそれにもあっさり答えた。
「たまたま、例の画材屋で見つけたのさ。何かの役に立つかとおもってね。どうやら、役にたってくれたようだ。」
闇がますます、深くなりつつあった。荒木の時間だった・・。
荒木が続けた。
「DO YOU UNDERSTAND?!私を信じた時点で君たちの負けだ!!いや、出会った時点でな・・!」
尾田は、思った。
そんなはずは・・・・ない。
「荒木さん、僕達が、あなたを本当に信じるかどうか、試したいんですか?
 井上さんに信じてもらえなかったことを、まだ気にしているんですか?」
荒木は肩をすくめた。
「やれやれだぜ・・・。最後まで作り話を信じているとはな・・・!」
と言った。
それが最後の言葉だった。
荒木は、軽い動作でザ・ワールドをもう一度かまえなおすと、おもむろに時間を止めた。
「ザ・ワールドォ!時よ止まれェ!!」
「ムーダムダ無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!」
荒木の嬌声が響いた後、完全に夜が落ちた。

【残り1人/打ち切り終了・以上集英社発行週刊少年ジャンププログラム実地本部選手確認モニタより】

ちょっと遅れましたが、荒木の裏切り締めです。

41 :名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/12 21:33 ID:k35ZSjcY
皆凄いヨ!
でも特殊能力使いすぎてるのが少し不満。
あんまり能力使うとWJキャラでバトロワと変わらなくなっちゃうヨー

42 : :01/12/12 21:36 ID:fBkeDI2M
>>41
もともとそんなもんでしょ。ただ、ゴンを殺すよりも富樫殺した方が面白いってだけで(w

って、いつのまに名無し禁止になったんだこの板は?

43 :41:01/12/12 22:50 ID:k35ZSjcY
>>42
それだけじゃ無いっしょ。ゴムゴムや念やスタンドやオーバーソウルやセクシーコマンドーで
ワイワイやってるだけではここまで面白くならなかったと思うよ。
まあ原作も最後のほうは撃ち合ってただけだし、能力多めも仕方ないね。
職人さんにおまかせします。
できれば作家ならではの設定多めで、作品中の能力も生かされてるのを希望。

44 : :01/12/12 22:51 ID:/O0uJ8nl
作家同士の人間関係が面白いんじゃないかと思うんだが。

45 :41じゃない誰か:01/12/13 01:45 ID:AzAct1k/
>>42
横槍ですまんが
なんだかちょっとそれは同意できないなぁ。
どこかネタにしながらもこのスレでは
漫画家全員に対しての愛を感じていたのだが。
だから2chのネタスレにしては評価高かったのではと思うよ。
個人的にはね。

46 :横槍2:01/12/13 01:49 ID:jsS0AXex
>>42
殺すんじゃないよ。
打ち切りになるんだよ。
だからおもしろいんじゃん。

47 :1だったり、ページ数教えてたりする人。:01/12/13 01:58 ID:de7Q8Vak
そうそう。打ちきり。
作家への愛がないと書けないよ、こういう風には。
たとえひねくれた愛だとしても(笑

48 :荒木書き:01/12/13 02:06 ID:db0JANZK
>>41
荒木ネタ書いてた人間の一人です。
確かに漫画のネタ使いすぎましたね〜。
ただ後半になってくると、盛り上がりとあいまって使いたくなっちゃって・・。
今度書くときは、意見を参考にして、漫画家っぽい文入れてみたいと思います。

49 :名無しさんの次回のレスにご期待下さい!!:01/12/13 02:22 ID:sIIBVKVa
そういえば、今泉伸二が居なくて寂しいよ。
連載開始の表紙から泣かせまくり、打ち切りまくり。
前大会で打ちきられたっぽいけどさ(藁

50 :ラストバトル(すいません、ネタ使い捲ってます):01/12/13 02:44 ID:BjnbiDI8
 とにかく、岸本を立たせようと、尾田はGペンを拾い上げ、
岸本の肩を抱いた。
 荒木が撃ちながら、ちらっと二人に視線を落とし、すばやく
またその視線を動かして念糸を見つけたのか、下唇をかんだ。
 尾田は岸本を抱き起こすと、念糸をくぐって走り出した。
尾田はもどかしかった。念糸が張られていないか気にしなければ、
ゴムゴムのロケットでぶっ飛んでやれるのに。
 荒木が相変わらず叫びながら、後ろにぴったりくっついていた。
「震えるぞハート! 燃え尽きるほどヒート!」
 一方の冨樫も撃ち返しながら少しずつ前進してくる。
 茂みを抜けると、山肌にへばりつくように建っている民家の
庭先に出た。玄関の前に白い車が止まっている。
 荒木が尾田に「やつを足止めしろ」と言った。
 尾田はGペンを足元に置き、ゴムゴムのピストルを茂みの中
に撃ち込んだ。
 冨樫は撃ってこなかった。尾田のすぐ横に、岸本が体を寄せた。
血が流れ出している右手に、尾田が地面に置いたGペンを
しっかり握っていた。
 突然、ぶるん、という音がした。尾田がちらっとその音の
した方向、車の方へ視線を飛ばした。車がいかつい改造車に、
いや、改造車などという生やさしい表現では済まされない異形
へと変貌を遂げていた。
 荒木が顔と腕を出した。「乗れ! 逃げるぞ!」
 岸本が荒木の手を借りて、その車の中に入り込んだ。続いて、
尾田が助手席に飛び込んだ。
 尾田がドアを閉めようと左手を伸ばしたとき、がん、という
音がした。尾田の目の前で、冨樫がボンネットに飛び乗り、
その目を丸く見開くのを見た。尾田はぐっと岸本を自分に寄せ
――もう気づいていた、ドアを蹴り飛ばすと、車の外へ飛び
出した。荒木も飛び出した。白い車を黒い影が覆った。
 冨樫は車の入ったファンファンクロスを横目で一瞥し、間を
置かず、ダブルマシンガンを構えた。同時に荒木がホワイト
アルバムで氷の壁を作った。ぱららら、という音が響くと、
荒木は二人を抱え込み、凍り付いた大地を滑り出した。
 銃声が途絶えた。

51 :ラストバトル:01/12/13 02:46 ID:BjnbiDI8
「岸本、大丈夫か?」
 尾田が訊くと、岸本は、真っ赤に染まった顔を動かして、
「ええ」と頷いてみせた。それでもその体はこわばっていて、
まだ右手にGペンを握っていた。
「岸本、右手、見せてくれ」
 岸本はそれでようやくGペンを放し(まるで赤ペンだ)、
右手を尾田に差し出した。その手は、ちょうど人指し指と
中指の付け根を斜めに横断する形で、ざっくり裂けていた。
この傷は――多分、ちょっとやそっとの手術では完全には
治らないかも知れない。岸本は――漫画家なのに。
 尾田は海賊旗を巻いてやりたかったが、荒木に抱えられ
ながらでは無理があった。
 岸本が「大丈夫。自分でやります」と言い、尾田から海賊旗
を受け取ると、左手で振ってはためかせ、右手に巻きつけた。
端を固定すると、またGペンを握った。
 尾田は、もと来た方を振り返った。
「冨樫は――」
 荒木が尾田の方へ顔を向けた。
「来るな。来ないわけがない。それは確実だ。そう、コーラを
飲んだらゲップが出るっていうくらい――」
 その言葉が終わらないうちに、尾田たちがやってきた方から、
スカイボードに乗ったアパレル姫が現われた。尾田はそれで、
ルチ将軍はあの容姿でもオーケイなんだと、わかった。

52 :41:01/12/13 02:48 ID:sEV37RUN
>>48
ありがと。気持ちは良くわかるよ。楽しみにしてるんで頑張って下さい。

53 : :01/12/13 03:13 ID:JgY22gj5
がんがれage

54 :なみえ:01/12/13 09:51 ID:AzAct1k/
がむばれ

55 : :01/12/13 20:15 ID:7vo+sd0I
あげ

56 : :01/12/13 21:38 ID:JgY22gj5
なみえ〜仕事しろ〜スレがしむ〜

57 :t:01/12/13 22:12 ID:lkpkBgH0
450-451の「キユvs冨樫」にキユが冨樫のアシスタントだった過去を
からませられないかな? さんざん仕事場に待機させられて胃に穴が
開きそうだったとか。

58 :ラストバトル(鎧はナシってことで(二人も凍るから)):01/12/14 04:15 ID:ZS8+jkQD
 それがすうっと近づき、尾田の目にも、アパレル姫が冨樫
だとはっきりわかったとき――その指の先から、激しいオーラ
が噴くのが見えた。荒木は氷塊をそこらじゅうに作り出した。
念弾がどこかの氷に当たって、ざくざく、と音がした。
 尾田が再び振り返った後方、すぐに、スカイボードに乗った
冨樫が飛んできた。尾田はゴムゴムの槍を撃った。冨樫は、
あたかも心が読めるボクサーが乗り移ったかのようにすっと
右へ動いて、それを躱した。
「精密動作性Eだな、尾田」
 荒木が言ううちにも、冨樫がぐっとスピードを上げて追い
すがってきた。
「フン」荒木が言うのが聞こえた。その横顔に、かすかに笑み
が浮いていた。「戦車戦で俺と勝負するってのは甘いぜ」
 途端、荒木がざっとエッジを立てた。同時にホワイトアルバム
を戻し、舞い上がる砂埃をクラフトワークで止め踏みとどまった。
尾田の体にぐっと重力がかかった。
 荒木から体を離すと、目の前に、冨樫が迫っていた。その指先
から、おなじみのぱららら、という音とともにオーラが噴き
上がった。「オラオラオラオラオラオラオラオラオラ!」荒木は
念弾を大量のナイフに見たててスタープラチナで弾き飛ばした。
「WRYYYYYYYY!」
 荒木の叫びが聞こえたが、尾田はその前にゴムゴムのガトリング
をその冨樫目がけて撃ち込んでいた。奇跡的だったと言える
だろうか、冨樫のダブルマシンガンの弾は尾田に当たらなかった
が、尾田の連打も冨樫をとらえることはなかった。
 大地がふたたび凍り付き――荒木が二人を抱えて滑り出した
ときにはもう、追う者と追われる者の位置が逆転していた。実に
荒木は冨樫の念弾をスタンドで躱しながら、急停止、急発進で
冨樫をスルーしてのけたのだ。どこにそんな精神力があったのか
というような感じでスピードがぐんっと上がり、一旦離れかけた
冨樫の尻がぐうっと迫った。

59 :ラストバトル:01/12/14 04:16 ID:ZS8+jkQD
「撃て、尾田! 脳漿ぶちまけなァァァーーー!」
 荒木が叫び、叫ばれなくても、尾田は腕を思い切り伸ばし、
ゴムゴムのガトリングを撃った。アパレル姫のドレスが引き
ちぎれた。イメクラシチュエーション『女装した冨樫とそれを
襲う尾田』であるのがわかったが、気にしている余裕はなかった。
ばん、という音とともに、スカイボードが吹っ飛んだ。次いで、
冨樫がざあっと音を立てて地面に突っ込んだ。
 荒木がホワイトアルバムを戻し、その冨樫に照準を合わせる
ような形でエアロスミスを停めた。
「ボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラ!」
 荒木が叫び、冨樫に向かって機銃掃射した。荒木がコマ割り
を変え、さらに撃った。さらにページを変え、そこでも撃ち
尽くした。もう一度、さらに一度、二度とそれが繰り返された。
 辺りに硝煙が立ち込めていた。荒木は「ボラ」と何回言った
だろう? 優に二百五十回? それとも三百か?
「――やったのか?」
 尾田が言った。硝煙が徐々に薄まり――
 冨樫が見えた。椅子に座っていた。学生服を着て眼鏡をかけ、
優雅に本を読んでいた。
 尾田は驚愕していた。HUNTER×HUNTERがまた
休載しているということもさりながら、冨樫がまだ打ち切られ
ていないということに。たとえ載っていてもペン入れされて
なかったりするのに、冨樫はまだ――まだ連載している!

60 :名無しさんのレスが読めるのは2chだけ! :01/12/14 15:45 ID:7ZIvRyfS
ラスト書いてる人ガンバレ。

あと「〜〜な方がいい」とか言ってる人は、そっちの設定で話書いてカキコもう。
尾田と藤崎のキャストが変わったように、そっちの方が面白ければ認められるし、
面白くなくても外伝的ポジションになるだけだ。

61 : :01/12/14 17:10 ID:WB/iywYx
あげ

62 :ヒェズゲラ:01/12/14 17:37 ID:LG2k5HXf
ラストバトル最高あげ

63 :名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/14 18:00 ID:7ZIvRyfS
荒木、1vs1でも冨樫に勝てそうだな。

64 :マシリト&荒木その2(以前の続きです):01/12/14 18:33 ID:Gxsr5tmB
「あのさ、荒木。これ、ほんとは言っちゃいけないんだけどさ、実を言うとほら
 あのジャンプマークには、マイクが隠されてるんだよ。だから、原稿書いてるときに
 君たちが喋ってることは、編集社につつぬけなんだ。----知らなかったろうけどさ。」
けだるげに受け答えしていた、荒木がそれでようやく反応を見せた。
「知るわけ-----ねえじゃねえか」と言った。
「-----じゃあ、あれか、俺があいつらをどんなふうに打ち切りに追い込んだとか
 仕事中に吐いた愚痴とかも全部聞いてたってわけか」
「うん、そうそう。それにしても富樫はひどかったな〜。賭けには、負けたけど
 うれしくなかったとは言わないよ」
マシリトがうなずいた。
「けど、あれはひどいよ、荒木。"万一そんなことができたとしても、集英社はマシリトなんか
 平気でクビにするぞ、多分"だったっけ、お前言ったけど。これでも結構偉いんだよ。ジャンプの編集長って。
 だれにでもできる仕事じゃないし。」
「なんで俺にそんなことを話すんだ?」
「いやあ別にい」マシリトは答えた
「ただまあさ、お前の漫画がちょっとおもしろかっからな、特別におしえてやろうかなって」
「そりゃ、光栄だ・・」
荒木はそっぽを向いたが、マシリトが「おもしろかったけど」とやや語調を強めると、その顔を戻した。
マシリトが続けた。
「なあ、俺ちょっとだけ気になるな〜」
「------何がだ?」

65 :マシリト&荒木その3:01/12/14 18:48 ID:Gxsr5tmB
「おまえさ、何で富樫を打ち切った後すぐにあの2人を打ち切らなかったんだ?
 やれたはずだろ?俺は、ちょっとそれだけが腑におちないんだよ」
「それは俺があいつらに言ったとおりだ」
荒木は淀みなく答えた。
「ちょっと、自分が平和に漫画を書いてた時の風景ぐらい見せてやろうと思ったのさ。
 冥土の土産ってやつにな。俺はこれでも、礼儀を重んじる方なんだぜ。
 何せ、あいつらのおかげで俺は優勝することができたんだ」
「あのな。荒木。俺、以前にお前が参加した、前回の打ち切りゲームのプログラムの
 記録を取り寄せたんだ」
言って、しばらく荒木を見つめた。
「-----それでさあ、どうもその記録から見る限り、お前と井上雄彦が特別な
 関係にあったということは読み取れないな〜」
「井上だと?だからそれは俺のつくり-----」
荒木が割り込んだが、マシリトはさらにかぶせるように「おまえが」と続けた。荒木は口を閉じた。
「-------お前が尾田達に話したとおり、お前は2度井上の仕事場をたずねてるけど----最初は数分だったし
 2度目はお前の優勝寸前で、しかも井上はもう打ち切られてた。盗聴の記録を見ても----
 おまえに、井上の漫画に特別な関心があった様子はない。----そのことは憶えてるかな?」
「だから、俺と井上は何の関係もない。聞いてたんだろう?」
「けどさあ、少なくとも二度目のとき、おまえはそこで2時間も原稿をながめてたじゃないか、荒木」
「たまたまさ、漫画を書くのにいい場所だったんでな。ひまつぶしに、置いてあった原稿を読んでただけだ。
 だから、俺は井上の名前を覚えてたんだ。まあ、なかなかおもしろかったんじゃないか?俺には、負けるがな。」

66 :マシリト&荒木その4:01/12/14 19:20 ID:Gxsr5tmB
(中略)
「俺、ずっとこのゲームの記録取ってたんだよ。でさ、お前が尾田と岸本を----追い詰めた後
 尾田が打ち切られるまでに2週、岸本が打ち切られるまでに3週もかかってる。
 普通なら即打ち切りにはずだろ、このタイムラグはなんだろうな?」
荒木は黙っていたが、本人が意識しているかどうか、口の先から白い牙が覗いていた。
「そういう、場合だってあるんじゃないのか?俺には、やつらのネタが完全に尽きていたように見え---」
「もういいじゃないか、荒木。な。終わりにしようよ」
荒木の目を覗き込み、しかし空裂眼刺驚(スペースリバースティンギーアイズ)を警戒していたが、
諭すように小さくうなずいた。そして、言った。
「尾田と岸本はまだ、グリードアイランドにいるんだ。まだ原稿書いてるんだろ。
 集英社のコンピュータに入ったのはお前さ。あるいはお前の仲間か。お前は、首輪の外し方を知っていた。
 俺達が盗聴してることも知ってて、お前が2人を打ち切ったというラジオドラマをしてみせたんだ。
 そのあと、2人の首輪を外した。---違うか?名演技だった、じゃないよ。今の今まで名演技をしてたのさ」
荒木は、マシリトの方を凝視していた。奥歯をかみ締めているせいで、いまやその口元にはっきりと牙が見えた。
「さっきのヘリさ、島にインク撒きに行ったから。最近開発された滑らかさと伸びをかねそなえた、新インクで
 集英社マンセー2号ってやつだよ。見張りも残ってる。尾田と岸本の原稿は、もうだめだよ。」

67 :マシリト&荒木その5:01/12/14 19:23 ID:Gxsr5tmB
(中略)
「やれやれ・・。インクの無駄遣いだ。やめておけ」
「無駄遣いかどうか、後で調べたらわかるよ。」
それから、「そうそう」と言った。懐からすっと、ホイポイカプセルをとりだし、投げた。
奇妙なロボが姿をあらわした。----Dr.マシリトだ、クソ!-----
荒木は目を見開いた。
「お前のことも内々で処理することにしたよ。ジャンプにとってよくないからな〜。
 ゲーム中の激しい争いで、ネタが切れて、打ち切り。どうだ?ああ、心配するなよ。
 お前に仲間がいても絶対調べ出してやる。お前から聞く必要はないよ」
荒木がロボのコクピットのマシリトに視線を動かした。
「馬鹿な・・!この-----」口を開いた。完全に、血がしたたっていた。
「この荒木がアアアアアアアアアアAAAAAAAAAA!!!!-----WRYYYYYYYYYYYY!!
 これは、何かの間違いだ・・・。植物のように平穏に生きたいと願う、この荒木飛呂彦の人生に、こんなヒドイ事が・・・・。
 このビチグソがあああああああああああ!!!」

長い割りに微妙でしたね。すんません・・・。

68 :しそ:01/12/14 19:25 ID:DLR59YIc
空裂眼刺驚!!!!
最高!!!!(大爆)

69 :名無しさんのレスが読めるのは2chだけ! :01/12/14 23:15 ID:J7LRVNQ7
おぉ、やっぱ荒木かっけー!! ラスト残り、頑張ってください!!
「集英社マンセー2号」…めっさワラタ。



ところで旗上=かずはじめ、滝口=浅見裕子でvs画太郎、やって
みてもいいですか? 前スレ見ててこのへんかなーと思ったんすけど。
もっといい配役や「待て俺今そこ書いてんぞ」というのがあったら
引き下がります。


どっちにしてもラストが一段落ついてから上げますが。

70 :名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/15 00:35 ID:Lm0g5gR5
>>69
いいですか?っつーか遠慮なくやってくれ。

71 :名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/15 01:01 ID:r5hVPTWM
同感。がんがってくれ。やったモン勝ちだ。

72 : :01/12/15 01:02 ID:t3kW2vNx
>69
こういうのはやったもん勝ちだ。
「今そこ書いてんぞ」という奴がいたら、さっさとウプしないそいつが悪い。

73 :画太郎・浅見(滝口)・かず(旗上):01/12/15 03:24 ID:2k8ORlDz
 ペンが紙をひっかく音。あるいはトーンを削る音でも良かったが、画太郎の
耳に聞こえてきたのは、ぴぃっという、集中線を引く音だった。
 やぶの向こう、四畳半ほどの仕事場で、背中を向けて線を引いている漫画家
がいた。不安そうにしきりに左右を振り向く横顔から、彼女がかずはじめなの
だと分かった。WJ以外で描いた「マインド・アサシン」以外は鳴かず飛ばずの、
どうということのない普通の漫画家だ。「明稜帝」はまぁ十人並み。萌えは――
さあ、あるのか。聞いたことないがな。それに、今さら聞いてもしょうがない
ことだ。そんなことよりも画太郎は、かずはじめの左手に握られた大型の銃に
気づいていた。あれは役に立つ。
 画太郎は音を立てないようにゆっくりと定規を抜き出し、右手に持った。
「珍遊記」のババアよりも素早い動きでかずの背後に忍びより、その後頭部に
向かって定規を持ち上げかけた。
 誰かが背後で「あ――」というのが聞こえ、かずはじめも画太郎もびくっと
なって振り返った。
 浅見裕子が立っていた。こちらは可愛らしい絵で低年齢層を狙う漫画家だ。
それが武器なのか醜い犬の人形(ブリキ製)を掲げ、画太郎を見つめて口を開
けていた。画太郎は内心で歯噛みした。何だ、漫画家同士でいるなら集中線ぐ
らい共同で描けばいいだろうが! それどころではなかった。かずの持ったリ
ボルバーの銃口が、画太郎の胸のあたりを狙っていた。
「かずさん! やめて!」
 浅見が引きつった声を上げた。かずの指が寸前で止まる。
「なんでよ! こいつ、私を打ち切ろうとしてたのよ! 見てよ! く、雲形定規
なんか持ってるじゃない!! 久保くんと矢吹くんを打ち切ったのだってこいつ
かも知れない!」
 画太郎は「ち、違うよ」と涙を浮かべてせいぜい気弱そうな声を出した。また
また主演ギャグ漫画家画太郎さんの見せ場ってわけだ。
「かずさん、大声出したらダメだよ」
 浅見が、それまでと違って落ちついた穏やかな声を出した。画太郎は少し
おやっと思った。浅見裕子はワン公に人間並みの思考力と価値観を持たす、甘っ
ちょろいヲタ女代表みたいな漫画家だと思ったのに、ずいぶん堂々として見えたのだ。

74 :画太郎・浅見(滝口)・かず(旗上)2:01/12/15 03:25 ID:2k8ORlDz
「そりゃあ――画太郎さんのことでいい話は聞かないよ。でも、そんなの今の
状況じゃ関係ないでしょ。案外、いつもはシリアス一辺倒って人が、巻末ギリ
ギリの状況になるとさ、萌えとか下ネタとかで見境なかったりするじゃない」
 ちぎったトーンくずを、足元に投げた。また画太郎へ顔を向けた。
「わたし、画太郎さんはそんなに悪い漫画家じゃないと思う」
「どうして?」
 画太郎が自分の漫画のような表情で正面から見つめたせいで、浅見は慌てて
下を向いた。
「画太郎さん、いつもはすごい下劣なネタだよね」
「そうかもね」
「けどさ」トーンが四つになり、八つになった。「画太郎さんのネームさ、時々
すごく哀愁ある、優しいコマがあるの」
 画太郎は黙って聞いていた。
「だからね、私、前から思ってたんだ。画太郎さんはみんなが言うほど、クソな
漫画家じゃないって。きっと、たぶん、もし下品なネタを使ってるんだとしても、
きっと何か理由があるんだって。画太郎さんが悪いわけじゃないって」
 何だか随分恥ずかしげな、まるで好きな同人誌カップリングを告白するような
緊張した声音で、つっかえながら浅見はそれだけ言った。
 付け加えた。
「少なくとも、私は、それがわからないようなつまらない漫画家にはなりたくない
って思ったの」
 画太郎は胸の内でかすかに、ため息をついた。勿論、甘すぎるぜ浅見と思って
いたのだ――しかし――
「――ありがとう」
 画太郎は微笑して、そう言った。自分でもびっくりするような、上品な台詞が
出た。

75 :画太郎・浅見(滝口)・かず(旗上)3:01/12/15 03:26 ID:2k8ORlDz
 画太郎は目を見開いた。
 やられる――。
 かずはじめが間髪入れず、引き金を絞った。銃声。二発。
 画太郎の眼前、ゆっくりと浅見裕子の体がくず折れようとしていた。
 画太郎は浅見が脇に置いていた雲形定規をつかむと投げた。かずはじめがぐっ
とうめいて、その手から銃がこぼれていた。画太郎は遅滞なく、今度はブリキの
ブル・テリアを拾い上げ、かずの頭に向けフルスイングした。
 ほうら。おまえにゃおなじみの肉だぞ? 満足か?
 かずはその場に昏倒した。画太郎はすかさず、今度はその額に向けて肉を振り
下ろした。漫☆画太郎の外道プレイ。殺人スライディング。ほらほら、次はセ
ンターよ。その一撃で、ぶしゅっ、と血がしぶいた。画太郎は「肉」を下ろし
た。かずは既に打ち切りになっていた。
 画太郎は肉を放りだし、リボルバーを拾い上げた。それから、俯せに倒れて
いる浅見の方に歩み寄った。浅見の体の下には血の染みが広がっていた。
 画太郎をかばったのだ、あの一瞬。
 少し考え、浅見の肩をぐっとつかんで、あおむかせた。
「が、がたろう、さん――げ、げんこう、落としてない?」
「うん――」
 画太郎はうなずいた。
「かばって、くれたんだね」
 浅見はちょっと笑ったようだった。
「ご、ごめんね。私、も、もう、げんこうがかけ、ないや――」
 画太郎は「わかってる」と言い、そっと浅見の体を抱きしめた。画太郎の原
稿の先が、浅見の血で濡れた。浅見はわずかに目を動かして見た。
 こればっかりは、さっきかずに押しつけたゲロ絵とは違っていた。心のこも
った、画太郎直筆「Wild Half」の同人絵だった。
 浅見が薄く目を開けた。「ご、ごめ――」と言った「私、もう――」
 画太郎は笑った。
「わかってる」
 どん、どん、どん、と銃声が響いた。画太郎の絵を見つめたまま、多分何が
起きたのかも分からないまま、浅見裕子は打ち切られていた。
「あんたちょっと、素敵な漫画家だった。俺ちょっと、嬉しかった。忘れない
よ、あんたのこと」
 それだけ独りごとを言うと、画太郎は自分の汚い原稿を取り上げてその場か
ら歩み去った。

              浅見裕子 かずはじめ 打ち切り

76 :73-75:01/12/15 03:28 ID:2k8ORlDz
誰も旗上&滝口シーンやりたがらんはずだ…キャラが微妙で微妙で。
あんまり交友関係ない奴らだけど、「犬つながり」と「外道つながり」
ってことで許して。

77 :イタタ:01/12/15 03:29 ID:2k8ORlDz
「ラストが一息ついてから」って言ってたの自分で忘れてた…(鬱

78 :ラストバトル(完結):01/12/15 04:15 ID:pQc9W36k
「クソがァァァアアア!」
 荒木がホワイトアルバムを出し、滑り出した。
 すぐに尾田たちを追ってきた冨樫へ向けて、尾田はゴムゴムの
槍を立て続けに撃った。
 眼前に、山が迫っていた。そして見覚えのある光景。尾田は
気づいた。これは、冨樫の念糸が張りめぐらされた山だ。
「荒木先生、そっちは――」
 荒木の横顔に、ちらっと笑みが浮いたような気がした。「この
荒木はなにからなにまで計算づくだぜ」と言った。
 委細構わず、荒木はホワイトアルバムを戻した。冨樫はぴたり
と同じ距離――ほんの二十メートルばかり――で追ってくる。
三人が茂みの中に突っ込んで、止まった。尾田はちらっと振り
返った。冨樫が近づいてくる――!
 ガオン、という音がすぐ近くでした。
 冨樫との間の、空間が削りとられた。冨樫はもう、尾田たち
のほんの二メートル手前だった。
 荒木から、尾田が、この距離が近距離パワー型スタンドの射程
距離だと気づくか気づかないかのうちに、キングクリムゾンが
飛び出した。同時に、どん、という音。
 尾田は、首を振り向ける形で、それを見た。冨樫義博が、体を
くの字に折って、後ろへ吹っ飛ぶのを。
 尾田の脳裏に、いつかのアバッキオの死にざまが蘇った。あの、
主要キャラを一撃で殺す非情なストーリー展開。
「勝利というのは――」荒木がゆっくり言った。
「戦う前に全てすでに決定されている」
 それから、フー、と低血圧そうに息をついた。キングクリムゾン
を戻し、ブランデーの瓶を取り出した。グラスにそそいで口を
つけた。

79 :ラストバトル:01/12/15 04:16 ID:pQc9W36k
 じゃら、と音がして、荒木の体が傾いだ。手元からグラスが
落ちてブランデーがゆるりと宙に流れた。テレンス・T・ダービー
のように顔が歪んでいた。
 そして尾田は見た、その荒木の向こう、鎖のつながった先、
冨樫義博が鎖を具現化し、拳銃を構えているのを。打ち切られ
ていなかったのだ! 確かに腹にキングクリムゾンの一撃を
くらって吹っ飛んだのに!
 荒木の体がゆっくり沈んでいた。冨樫が、指先をすっと尾田に
向けた。十メートルたっぷり向こうにある、冨樫の小さな指先が、
巨大な海王類のそれのように見えた。
 どす、と音がして、尾田は一瞬、目を閉じた。尾田はああ、
俺は打ち切られたんだ、と思った。
 目を開いた。
 打ち切られていなかった。
 食虫植物の背景の中、冨樫義博の鼻の横に、千本がぐさりと
突き刺さっていた。体から纏がとけた。すぐに、体が再び後ろへ
傾いだ。倒れた。
 尾田は、首をゆっくり左へ振り向けた。岸本が、印を両手で
組んで、立っていた。
 ああ、そうだったのだ。荒木がスタンドをネタとし、尾田が
悪魔の実の能力をネタとするように、岸本もまた、忍術をネタ
とする、漫画家だったのだ。
 岸本の、縦に裂けた左まぶたの奥から、写輪眼が覗いていた。

80 :ラストバトル:01/12/15 04:17 ID:pQc9W36k
「やれやれだぜ」
 荒木の声がした。尾田が手を貸すまでもなく、立ち上がった。
 尾田は慌てて訊いた。「大丈夫なんですか?」
 荒木は応えず、スタープラチナを出すと、冨樫の方へ歩いた。
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラァァァーーーーーッ!!!」
 冨樫の全身が血まみれになって吹っ飛んだ。
 荒木は踵を返すと、岸本の方へ歩き、静かに言った。「やつ
は打ち切られたよ。打ち切ったのは俺だ、岸本じゃない」
 それから、冨樫の方を振り返った。
「ウルトラジャンプとはな」と言った。
 尾田はそれでようやく了解した。冨樫はウルトラジャンプを
仕込んでいたのだ。
「荒木先生」岸本がちょっと震えるような声で訊いた。「大丈夫
ですか?」
 荒木はWRYYYと笑って頷いた。
「大丈夫だ。岸本――成長したな。少なくとも精神的には、あの
男に勝っていたぜ」
 それから、あらためてブランデーの瓶を取り出した。辺りを
見回して、さっき自分の手から落ちたグラスを拾い上げると、
それにブランデーをそそぎ、ゆっくり口に含んだ。


【冨樫義博 打ち切り】

81 :-:01/12/15 04:43 ID:mCBym+aA
カコイイ・・・・☆☆(・∀・)イイ!

82 : :01/12/15 05:05 ID:boSGrcL6
なんというか、話として不完全だ。ツッコみたいところは沢山ある。
でもそんなもん全部うっちゃって、面白いわこれ!!!

83 : :01/12/15 06:11 ID:aidsjWz/
最後にスタープラチナ出てくれて
嬉しかったよ!

84 :ログ保存庫:01/12/15 08:17 ID:OpzBQXn2
みんなお疲れ!(今ラストバトルの最後までログ取った)

荒木最高(藁

85 : :01/12/15 10:24 ID:0lIahC5u
みなさん、おつかれ〜
ログ保存庫もおつかれ〜。
今出先だから本、手元にないけど、
家に帰ったらいつものよに、ページ数みてみますわ。

86 : :01/12/15 11:27 ID:UVBLu1wC
おつー
連載陣で唯一まだ出てなかった樋口たんは
見捨てられた飯島とかどう?
ちょうどそれっぽい。

87 : :01/12/15 12:52 ID:jWV7/ELv
>>73-75
画太郎浅見(・∀・)イイ!

88 : :01/12/15 19:33 ID:SpyQ5bxm
強制IDで定期ageもしにくくなりましたなぁ。

89 : :01/12/15 23:35 ID:FNCj6Cf/
あげとくよ。

90 : :01/12/16 00:11 ID:L8f+y+1g
age

91 : :01/12/16 11:38 ID:RYIdFw3C
あげぇ

92 :age:01/12/16 11:41 ID:L8f+y+1g
強制IDでおとなしくなっちったね、ここ(;´Д`)

93 :魚河岸あげ:01/12/16 12:35 ID:ACnWLfKl
ageますよ。

94 :名無し:01/12/16 16:16 ID:oEiUspUe
オリジナル(原作)よりおもしれー

95 : :01/12/16 17:05 ID:CSCwq0lv
前スレ最後のオリジナルのも割と面白かったと思うのだがどうか。

96 :ななし:01/12/16 19:12 ID:w+82LD8k
>前スレ最後のオリジナルのも割と面白かったと思うのだがどうか。
818のことですか?(前スレを見てみよう)

97 :合流編:01/12/16 21:58 ID:ahKi4MQs
 ――その狭い地面の広がりに妙なものがあった。そして目をこらすと、その二つの固まりの中からそれぞれ――スカートとハイヒールの足が、のぞいていた。
 誰か女子二人が、ここで打ち切られたのだ。
 尾田は吐き気をこらえて何とかそれを観察し、それが、どうやら、かずと浅見らしい、と判別した。それから、特にひどいかずの方の顔は、どうやらこれはずっぴんのせいではなく、漫☆画太郎入魂のイラストが覆い被さっているのに気づいた。
 浅見の方は、それに比べるとまだきれいなイラストを抱えていた。もちろん――そのイラストには漫☆画太郎のサインがあるような気がしたが。
 考える前に、のどの奥で止めておいた吐き気がまたぶりかえした。あの、顔面をぐじゅぐじゅに描かれた画太郎の絵。吐くべきではなかった、ますます体力を失ってしまう、しかし――
 尾田は地面に膝をついてもどした。いいかげん胃もいかれかけているのかも知れない。
「尾田」
 尾田ははっと顔を上げた。
 茂みの間、あの、初連載の魔少年そのままの顔があった。
 荒木だった。胸の前に、刺繍してつくったのかドクロ柄のネクタイを靡かせ、左手で支えるスケッチブックに、Gペンを走らせるところだった。それで、ああ、そうだ、荒木はゲロを吐く顔を描く時の参考になると、俺をスケッチしているんだな、とわかった。
ざっ、と音がして、その肩の向こうに岸本が現れた。雨に濡れていく髪の下、尾田を見つめる瞳と口元が、震えていた。
「ようこそ、失踪者」
 穏やかな声で、荒木が言った。

98 :97:01/12/16 22:01 ID:ahKi4MQs
しまった。改行せんかったせいですげえ読みづらい・・(^^;
スマソ

>>75
>こればっかりは、さっきかずに押しつけたゲロ絵とは違っていた。心のこも
>った、画太郎直筆「Wild Half」の同人絵だった。
見てみたい・・・

99 :ログ保管庫:01/12/16 23:03 ID:FQaxv/jK
俺が書き込む時はそこまでのログを取ったと言う事でよろしく。

>>97
改行なくてもちゃんと読めるよ。
BT荒木かぁ…いいね。

100 :ログ保管庫:01/12/16 23:38 ID:FQaxv/jK
ついでに100を頂く・・・(藁

101 : :01/12/17 03:01 ID:WcLq5p78
つっぱしれ!ラストまでっ!

102 :ログ保存庫:01/12/17 03:59 ID:GgDOAGa1
ついでに前スレにオリジナル系ラストバトルがあったからログ取った。
#何故DAT落ちしてないのか見に行ったらあった(藁

・・・興味あるが前スレ行きたくない人はログで読んでくれ。

103 : :01/12/17 04:02 ID:WcLq5p78
前スレのオリジナルは、なぜ最初はちゃんとバトロワなのに、
途中からジョジョなのだろう。

104 : :01/12/17 05:51 ID:9Rj30dWt
こういうリレー小説には1つの暗黙のルールがある。
それは「時間の流れに沿って書いてゆく」ということ。
じゃないと、とっとと美味しいラストシーン書かれて、中のインターミッションとかが書かれなくなる。

多分この漫画家ロワイアルは完成しないだろうな。飛んだところが全部書かれるとは思えない。

105 : :01/12/17 05:54 ID:lT2LRLjC
>>104
最後まで書かれたらいっそのこと補完してやれ、って埋まる可能性もあると思うが。
「全部」はさすがにムリだと思うけど。

106 :傍観者:01/12/17 06:22 ID:e1mu4ZK9
っていうか、リレー小説だったの?

107 : :01/12/17 07:03 ID:LX9hsfK/
>>104
ここはリレー小説じゃなくて、小説パロディだから、
別にいいんじゃないか?
上にも書いてあるように、書きたいところを書きたい奴が書け!
ってね。

>>105
っていうかすでに保管してあるじゃん…

108 :73:01/12/17 07:58 ID:OjcFTapP
>97
すげえ…ちゃんと死体(違)描写までフォローしてくれた…(藁

>>画太郎直筆「Wild Half」の同人絵だった。
>見てみたい・・・

自分で書いといて何だけど自分もであります。

>>107
>っていうかすでに保管してあるじゃん…

…素ですか?

109 :傍観者:01/12/17 08:07 ID:e1mu4ZK9
>107
実に2ch的ですな。

107に>105は字面通り読んでみ、とマジレス。

110 :105:01/12/17 16:33 ID:TGmj2eMX
「最後まで一通り書かれたあとは、まだ書かれてない打ち切り場面は
 誰かが埋めてくれるかもしれない」という意味だったのだが。

111 : :01/12/17 22:30 ID:jidq+WyU
age

112 : :01/12/18 00:51 ID:bKy0yQGs
>>97
ずっぴん?

113 :コンパクト百科事典:01/12/18 01:31 ID:f/AL+H6I
 およそ少年漫画の愛読者でプログラム≠知らない者はいないだろう。
ここでは民明書房刊行のコンパクト百科事典から引用すると――

 プログラム(ぷろぐらむ)名詞。出し物の名前と順序などを書いたもの(中略)
四、わが国集英社編集部が販売上の必要から行っている連載サバイバル。正式名称は
戦闘体験第六十八番風櫓虞螺鵡。一九××年第一回。毎年、WJ関係の漫画家から
任意に四十二名を選んで実地、漫画家の淘汰を重ねている。内容そのものは単純で、
各年度ごとに漫画家を互いに戦わせ、最後の一人になるまで続けて、連載を続ける
看板作家を決定する。各年度の最終看板作家(優勝者)には長期の連載保障と
編集長直筆の感謝状が与えられる。なお、第×回の参加者佐藤正氏(『燃える!お兄さん』)が
打ち切られた一件は業界では「兄ちゃん寝る」といわれた。これが後の
「2ちゃんねる」の語源となったことは説明するまでもない・・・

114 :113:01/12/18 01:32 ID:f/AL+H6I
本当はこの後に開始初年の編集者の演説を引用
「わしがWJ編集部の・・・である!――(後略)」とやりたかったのだが
叫ぶに相応しい編集者が思いつかなかった・・・(^^;
誰か補完頼む

115 :113=97:01/12/18 01:34 ID:f/AL+H6I
>>112
あわわ

×ずっぴん
○すっぴん
まるでWJ並みの誤植・・・(^^;

116 :そういう世代(w:01/12/18 03:12 ID:CtSmIzZZ
民明書房だ!民明書房が出てきた!

117 :コンパクト百科事典補完:01/12/18 03:20 ID:jnswzB2F
 およそ少年漫画の愛読者でプログラム≠知らない者はいないだろう。
ここでは民明書房刊行のコンパクト百科事典から引用すると――

 プログラム(ぷろぐらむ)名詞。出し物の名前と順序などを書いたもの(中略)
四、わが国集英社編集部が販売上の必要から行っている連載サバイバル。正式名称は
戦闘体験第六十八番風櫓虞螺鵡。一九××年第一回。毎年、WJ関係の漫画家から
任意に四十二名を選んで実地、漫画家の淘汰を重ねている。内容そのものは単純で、
各年度ごとに漫画家を互いに戦わせ、最後の一人になるまで続けて、連載を続ける
看板作家を決定する。各年度の最終看板作家(優勝者)には長期の連載保障と
編集長直筆の感謝状が与えられる。なお、第×回の参加者佐藤正氏(『燃える!お兄さん』)が
打ち切られた一件は業界では「兄ちゃん寝る」といわれた。これが後の
「2ちゃんねる」の語源となったことは説明するまでもない・・・

 ×年度に同人女の大多数過激派から起こった抗議・煽動行為に対して、
その時の優勝者が行った「爆弾演説」は有名。ちなみにその「爆弾演説」は
中学一年の教科書に登場する。引用すると・・・
「わしが今年度最強漫画家の宮下あきらである!――(後略)」

・・・>>113-114 の別バージョンってことで(w

118 :自分もそういう世代:01/12/18 03:22 ID:slj2W+7R
み、民明書房まで……っ。やってくれるな。
江田島なヒトは600万部売ってた当時の編集長がいんじゃない?
名前忘れたけど(スマソ)。
本人のオヒトガラはともかくとして、なんかそういう態度が似合いそう。

119 :118:01/12/18 03:23 ID:slj2W+7R
あわわタイミング外した。宮下あきら爆弾演説ナイス。(藁
全文見たいっす。

120 :希望:01/12/18 03:32 ID:PDlwZbnG
>ここでは民明書房刊行のコンパクト百科事典から引用すると――
民明書房なんだから「古今漫画家残酷物語」とか
「究極最凶絵師大列伝」とかハイパーな書名にしてもらわんと(w

121 :前口上(ある異なる世界で、一人の漫画ファンの話):01/12/18 04:11 ID:uUEI3tGT
えっ、打ち切り?何だ、あんたそんなこともしらないの?それでよくマガジン
なんか読んでるね。え?漫画の名前?キャラの名前?違うよ、打ち切りってい
うのは漫画の終わり方なんだ。え、今週号?いや、今週号ではないよ。ああいう
のは新連載が始まった時とかにやるもんだからさ。あ、これ、みなよイヴたん
だぜ、萌えだよなー。あ、ああ、悪い悪い。そう、打ち切りね。今でもジャンプ
じゃよくやってるよ。つまり、打ち切りってのはさ、普通の連載って言うのは
5巻とか10巻とかさ、それくらい続くだろう。けど、打ち切りってのは10週
とか20週とか、とにかくすぐにおわっちまうことなんだ。とにかく、新連載で
もなんでもいい、アンケートの結果が悪かったやつは――え?アンケートも知ら
ないの?この雑誌に挟まってるヤツ、面白い、普通、面白くない、皆が面白くな
いって言ったら終わりなんだ。まぁ他にPTAに目をつけられただとか、たまに
作者が電波だったとかもあるけどね。まぁ打ち切りの場合はアンケートで決まる
よ、普通。あっ、イヴたん、いけ!やっちゃえ!あ、ああ、悪い悪い。とにかく
打ち切られたヤツは終わりで、最終回を描くなくちゃいけない。えっ、長く続け
る気だった漫画はどうするかって?そりゃ最初は続けようと頑張るよ。でも最終
回は描かかなきゃならない。それがルールなんだから。おかげで、打ち切りとな
るとめったに見られない最終回がおがめることもあったね。例えば、ロケットで
つきぬけろ!は本当に突き抜けちゃったし。武士沢レシーブの年表なんていうの
もあったな。そうさね、今見たい打ち切りかい?今はいろんな雑誌が出てるから、
各漫画雑誌の人気漫画家の打ち切りなんか読みたいね。尾田栄一郎、冨樫義博、
荒木飛呂彦、森川ジョージ、西山優理子、高橋留美子、青山剛昌、安西信行、板
垣恵介、松山せいじ――えっ、みんな知らないって?あんたほんとにマガジン読
んでるの?あっ、ハァハァハァハァ、イヴたん萌え!ハァハァ。

122 :121:01/12/18 04:13 ID:uUEI3tGT
長。コピペじゃないんでよろしく。
あと人気漫画家の選抜には疑問を持たないでください。
書いた本人も疑問だらけなんで。

123 : :01/12/18 05:14 ID:rHO98Fr7
悪くない。むしろ(・∀・)イイ!と言えよう。
ただ、西山優理子と高橋留美子を出したことで価値が限りなく下がったと言わざるを得ない(w
個人的には青山もとっぱらってほしいところではあるが。それ以外は「ある意味」突き抜けてるんで。

124 : :01/12/18 05:34 ID:uUEI3tGT
西山、松山は2chにおける功績を重視(藁
高橋はさっきアニメやってたから。
安西、青山はコミックスうれてるっぽいから。
っつーかマガジンがコマ不足。

125 : :01/12/18 15:30 ID:N6Zvg/ST
ところで荒木の描いてたバオー来訪者って打ち切りだったの?

126 :_:01/12/18 16:18 ID:Bv5Xy4qQ
>>125
ttp://www.din.or.jp/~ktr/Comic/uchikiri.html#BAOH
今更だけど、資料にいいかも

127 :リテイク:01/12/18 22:57 ID:KMtfk/t/
 およそ少年漫画の愛読者でプログラム≠知らない者はいないだろう。
ここでは民明書房刊行の「古今漫画家残酷非道大列伝改訂増補」から引用すると――

 プログラム(ぷろぐらむ)名詞。一、連載漫画のタイトルと掲載ページなどを書いた
もの(中略)四、わが国集英社編集部が販売上の必要から行っている連載サバイバル。
正式名称は大威新誌面刷新第六十八番風櫓虞螺鵡。一九××年第一回。毎年、WJ関係の
漫画家から任意に四十二名を選んで実地、漫画家の淘汰を重ねている。内容そのものは
単純で、各年度ごとに漫画家を互いに競わせ、最後の一人になるまで続けて、連載を続ける
看板作家を決定する。各年度の最終看板作家(優勝者)には長期の(本心の意志に関係なく)
連載保障と編集長直筆の感謝状が与えられる。なお、第×回において佐藤正(『燃える!お兄さん』)が
打ち切られた一件は業界では「兄ちゃん寝る」といわれた。これが後の
「2ちゃんねる」の語源となったことは説明するまでもない・・・

 ×年度に同人女の大多数過激派から起こった抗議・煽動行為に対して、
その時の優勝者が行った「爆弾演説」は有名。ちなみにその「爆弾演説」は
中学一年の教科書に登場する。引用すると――
「わしが今年度最強漫画家の宮下あきらである!(拍手と歓声で偉大なる
看板作家の言葉は二分間中断)以上である!!(聴衆一同義憤の涙、あちこちから
怒りの声、拍手、歓声の渦、飛び交う座布団)――(後略)」

128 :age:01/12/19 03:22 ID:vLm4aqFd
(・∀・)/age〜!!

129 : :01/12/19 21:47 ID:rZ3a9Gz5
jjjjjあgr

130 :(=>ω<)ノ:01/12/19 22:08 ID:aPaolX9y
(=>ω<)ノひさびさに来ました!age!

131 :名無し:01/12/20 06:15 ID:CeGAhebV
>×年度に同人女の大多数過激派から起こった抗議・煽動行為に

ホモ同人の氾濫/反乱か?(藁

age。

132 :(ーё一) :01/12/20 07:11 ID:g/9HygqR
キャプ翼とか星矢とかDBとかの頃だしょ?
ありえる〜(藁

age。

133 :vs編集部:01/12/20 13:16 ID:7gpFGRh0
本当ならスタープラチナで吹っ飛ばしたいのだろう、しかし、
編集の意向でスタンドを封じられていてはそれもかなわず、爪を
ガリガリと噛んでいた。
「おまえ――おまえには担当した作家がいないのか? こんな
クソゲームがおかしいとは思わないのか?」
「そりゃいるさあ」鳥嶋は余裕たっぷりに答えた。
「それならどうして平気でいられるんだ? おまえの育てた作家
だってこのクソゲームに参加することになるかもしれないんだぜ。
それとも、そうなのか? おまえぐらいな官僚編集の担当作家
だとそれを免れられるっていうのか?」
 鳥嶋は驚いたように首を振った。「とんでもないよ、何言い
出すんだ、荒木。例外なんかあるもんか。そりゃあさ、俺だって、
ちょっとはこずるいこととか、やってるよ。コネ使って担当作家
前の方に載せたりとかさ。編集者だもんな。でもさ、編集者
だからこそ、守らなきゃならないルールってのがあるんだよ。
だったら言うけど、打ち切りゲームは、この雑誌に必要なんだよ。
おまえくらいのベテランなら、ジャンプ全盛期も知ってるだろ?
そんな崇高な目的のためなら、当然みんな平等に打ち切られ
なきゃならない。俺の作家にはちゃんとそのことは教育して
あるよ。二人ほどさ、今回の打ち切りで新連載はじめるんだけど、
いつも言ってるよ、わたしは、集英社に作家生命を捧げますって」

134 :vs編集部:01/12/20 13:18 ID:7gpFGRh0
「あのなあ、荒木。おまえたちも少し話してたみたいだけどさ、
もう一度じっくり考えてみろよ。ジャンプは立派な雑誌だぞ。
漫画界に、これぐらい繁栄している雑誌はない。そりゃあ、
少年誌ゆえの規制だけはちょっとされてるけど、連載作品の
人気じゃ業界一だ。――あ、おまえ風に言うと、業界一ィィィ
イイイイイイイ、かな。漫画家一人当たりの印税収入だって、
集英社の宣伝文句はうそじゃない、業界一ィィィイイイイイイ
だよ。けどさあ、いいかあ、そうやって繁栄できるのも、強力
な編集部と、それを中心にした作家陣の競争があってこそなん
だよ。ある程度の淘汰っていうのは、常に必要なんだ。そうで
なければ――いずれ三流誌に成り下がるだけだよ、あのガンガン
みたいになあ。あの雑誌は萌えやらヲタやらやおいやらでもう
めちゃくちゃだ。今はまだドラクエの遺産でなんとかなってても、
すぐダメになるに決まってる」
 荒木はしばらく黙っていた。それから、幾分静かに言った。
「この荒木飛呂彦は――」
 鳥嶋は眉をひょいと持ち上げた。
「いわゆる異端のレッテルをはられている。原稿を必要以上に
描き込み、それを気持ち悪いと言うやつもいる。イバルだけで
能無しなんで気合いを入れてやった担当は、もう二度と仕事場
へ来ねえ。給料以下のどうしようもねえ仕事をするアシスタント
には、金を払わねーなんてのはしょっちゅうよ。――だがこんな
おれにも、はき気のする『悪』はわかる! 『悪』とは、てめー
自身のためだけに作家を利用し、打ち切るやつのことだ! この
打ち切りゲームは法律には見えねえしわからねえ。だから――
おれが裁く」
 鳥嶋は肩をすくめると、キャラメルマンの拳を振りかぶった。
荒木は拳よりも、コクピットの鳥嶋の目をじっとにらんでいた。
覚悟とは――犠牲の心ではない! 覚悟とは! 暗闇の荒野に!
進むべき道を切り開くことだッ!!
「じゃあなあ、荒木」
 鳥嶋は小さく一度、荒木に目礼をするように頷いた。そして
キャラメルマンの腕が動き出し――
 ゴムゴム、という声が、空気を震わせた。

135 :vs編集部:01/12/20 13:18 ID:7gpFGRh0
 キャラメルマンの腕が一瞬止まっていた。ドアの方に、ひと
刹那、視線と――注意が逸れた。
 そして、鳥嶋が目を振り戻したときにはもう、その眼前に
荒木の姿があった。ほとんど魔少年の手品か、それでなければ
バオーの武装現象といった按配、そういうスピードだった。
「バルバルバルバルバルバルバル!」
 キャラメルマンの全身を、60000ボルトの高圧電流が
流れていた。鳥嶋は、奇妙に凝固したように、荒木の顔を見上げ
ていた。薄い髪もさほど乱れているわけではなく、キャラメル
マンを動かそうとするわけでもなく、ただ、口を閉じて荒木の
顔を見ている。
 また、ゴムゴム、という声がした。
 ドアが開いた。高橋現編集長が「敵襲で――」と言いかけ、
状況を見て取って、すぐに眼鏡を掛けた。
 荒木は、鳥嶋のあごの下を右手でつかんだまま、硬質化させた
髪の毛を撃った。高橋は心臓の辺りに髪の毛を打ち込まれて、
あう、とのけぞり、その場で燃えた。
「言ったろ。無駄無駄無駄――」
 荒木の手が鳥嶋から離れると、露わになったあごの下がどろ
どろに溶けていた。無論のことこれはあの打ち切り漫画『バオー
来訪者』の“バオー・メルテッディン・パルム・フェノメノン”
だったが、恐らく鳥嶋和彦は、それがバオーのネタであること
すら認識できないままだったろう。
 荒木は一瞬だけその鳥嶋に視線をとどめていた後、ドアを出た。
またゴムゴム、という声が今度は間近に聞こえ、狭い廊下の
向こう、階段から、一人の編集者が転げ落ちてきた。土生田
だった。
 それで、荒木はその土生田を躱すと階段に体を入れ、上を
見上げた。尾田栄一郎と岸本斉史が、並んで荒木の方を見下ろし
ていた。


【鳥嶋和彦 高橋俊昌 土生田高裕 リストラ】

136 :荒木の最期:01/12/20 13:20 ID:7gpFGRh0
「荒木先生!」
 階段の下に無事に荒木が現れたのを見て、尾田は安堵の声を
上げた。荒木は階段を駆け上がってきた。
「大丈夫だったんですか?」
「ああ」荒木は頷いた。「鳥嶋はやったよ。それより、全員
片づけたか?」
「上にいたのは全部やりました。けど高橋編集長が見あたら――」
「それで全員だ。高橋は俺が倒した」
 言うと、荒木は階段を下り、尾田と岸本が何をするのかと
待っていると、ブランデーを持って戻ってきた。転がっている
浅田にちらっと目を落とし、ブランデーを飲みながら、「容赦
なくやったな、尾田」と言った。
「ええ」尾田は頷いた。「やりました」
「悪かったな、俺だけ楽な役回りだったようだ」
「そんなことないですよ。今の俺じゃワンピースネタなしに
鳥嶋はやれなかった。適材適所です」
荒木がなおブランデーを飲みながら言った。
「鳥嶋の野郎、やっぱり気づいてたよ。おまえたちに島を出る
ように言っといてよかった」
 尾田は頷いた。そうだった。荒木はあの幻覚の中で時間を
止めた後、エコーズの擬音が貼りついている二人に、唇の前に
指を立てる仕草をしてみせた。ポケットから出した地図の裏に
Gペンで走り書きした。尾田たちはそれを読み――それから、
荒木が二人の首輪を外した。メタリカで作ったラジオの部品
みたいなものとコード、あとはナイフと小さなマイナスドライバー
を一本、使っただけだった。そして、編集部の船が出航した後、
二人はゴーイングメリー号でそれを追ったのだ。
 それから、荒木は「原稿書いとけよ、二人とも」と言った。
 尾田は頷き、ケント紙を机の上に置くと、岸本に言った。
「そうしよう、岸本。原稿落として、連載再開できなかったら
困る」
 岸本が頷き、それで二人とも、椅子の方に足を向けかけた。
「尾田」荒木が呼び止めた。「おまえたち、言ったな」
 荒木がグラスにブランデーを注ぎながら、言った。
「一緒にジャンプを作り変えないかと」グラスを口につけ、
ブランデーを飲んだ。
「考えてたんだ、そのことを。しかし――」
 荒木は言葉を切り、また口にグラスをつけた。離した。こくっ、
と飲み込んだ。
「陽は落ちた――俺の連載も没する時だ」

137 :荒木の最期:01/12/20 13:22 ID:7gpFGRh0
「荒木先生?」
荒木は、そのままゆっくりと体を落とすと、跪いた。
 「打ち切られたい。打ち切らせてくれ」と言った。
「だめだだめだだめだ!」尾田は叫んだ。「隔週でも月一でも
いい! それでジョジョを――」
 荒木は笑い、小指で心臓を指さした。それで尾田は初めて、
荒木の心臓にジャッジメントチェーンが刺さっているのに
気づいた。メモリーボムだ。冨樫が撃ちこんだあの一発だ。
あれで“法”を定めたのだ。なんで――なんでおかしいと思わ
なかったのか。あのとき、冨樫が指先でなく、拳銃を構えて
いたことに。
「『おまえたちと一緒に連載してはいけない』だそうだ。最後の
最後までクソゲームに荷担するとはな――やれやれだぜ」
 亜空の瘴気が立ち込めていった。そして、荒木の後ろに
クリームが現れた。
 右手を荒木が持ち上げた。「アリアリアリアリーヴェデルチ
(さよならだ)」
 尾田はその手を握った。岸本が目に涙をためて左の手を握った。

138 :荒木:01/12/20 13:23 ID:7gpFGRh0
 尾田はもう、荒木が打ち切られようとしていることを悟った。
いや、とっくにわかっていたのだが、それを認めた。認める
よりほかなかった。言うべき言葉を探した。一つあった。
「冨樫」
 荒木の目が尾田の方へどろんと泳いだ。
「こんなクソゲームのルールを守るなら、〆切りという大前提
を守れよ! ちくしょう!」
 荒木は目を閉じて、またかすかに笑ったようだった。それ
から、言った。「いいか? 俺はおまえらを打ち切ることに
罪悪感を感じてるんじゃあない。あのとき冨樫は、これで俺が
おまえらを打ち切るだろうと、ほくそ笑んでやがったに違い
ないんだ! そこがッ! そこが許せんッ!!」
 荒木はそこまで言って、すうっと息を吸い込んだ。クリーム
が荒木の首を切り落とした。
「荒木先生!」尾田は叫んだ。言うべきことがまだあった。
「先生は井上さんに会えるよ! 先生は講談社に行っても幸せ
にやれるよ! 先生は――」
 それから、尾田は思いついて、荒木のポケットを探った。
あった。――あの赤坊主、桜木花道のサインが。それを荒木
の右手に握らせ――それから、尾田はようやく泣き出した。


【荒木飛呂彦 打ち切り】

139 : :01/12/20 14:14 ID:SnzQobiu
>133-138
正直、感動した。

140 :荒木書き:01/12/20 14:45 ID:FTV1LC2a
旅行行ってる間に、ラストバトル書いてる人(あんたすげーよ、感動)だと思いますが、
書きたいとこいっきに書かれちゃってました。
でも面白いから問題無し!

141 : :01/12/20 15:32 ID:tsUTRYI8
>>139-140 禿同。すごい感動した。

142 : :01/12/20 19:11 ID:CVREy5sc
あと書いてないのは、三村(藤崎)&瀬戸(島袋)の打ちきりと、桐山(冨樫)が不良達を打ち切る所だけ、ですかね。

143 : :01/12/20 19:21 ID:tsUTRYI8
フジリュー&しまぶvs富樫のは前スレの745-747あたりにあったと思う。
ただ、バトルの途中から打ち切られるとこまでなんで、あと必要なのは
飯島に誰か作者あてて、飯島・三村・瀬戸のいざこざの部分かな?
飯島って誰か決まってましたっけ?

144 :142:01/12/20 19:34 ID:CVREy5sc
本当だ、スマソ。
飯島はフジリューor島袋とちょっとは仲いい奴が適役か。
誰かいる?
木田と島袋は仲いいらしいが、木田は新井田だし。
あと、新井田(木田)が赤松(和月)を殺す所も補完せねば。

145 :飯島は:01/12/20 19:36 ID:sPbnlIjp
イチゴちゃんストロベリー、奴の名はMARIA、
大好王の道元むねのりくらいでいいんじゃねーの?

146 : :01/12/20 19:39 ID:ChC7/VQp
藤崎と仲がいいのって、つの丸と道元くらいだからなあ

147 : :01/12/20 19:41 ID:tsUTRYI8
つの丸は矢作好美だったから、道元で決まりでしょうか?

148 : :01/12/20 20:01 ID:K+x5RG/0
個人的には打ち切りシーンよりも
会話シーンのパロディの方が的を得ていて笑える。
職人さん、気が向いたらそこら辺もお願いします。

149 : :01/12/20 21:00 ID:lr10JIMe
業界一ィィィ(・∀・)イイ!!

150 :あとちょっとでこのスレも終了ですね、冨樫先生?:01/12/20 21:28 ID:NboCwP6b
不良の役も決めないと。
笹川(キャラ立ってない)が決まってないな。
黒長がガモウ、沼井(参謀長だっけ?)は高橋和希だが。

151 :さんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/20 21:55 ID:jDbiFhA0
>>138

>「こんなクソゲームのルールを守るなら、〆切りという大前提
>を守れよ! ちくしょう!」

感動のさなか、激しくワラタ。

152 :昏倒中赤松(和月)vs新井田(木多):01/12/21 00:15 ID:gDEiyONe
すみません、補完してみました。
木多先生の気持ちになって書いてみたので
少々下ネタや過激な表現が含まれているかと思いますが
まずかったら修正しますんで・・・
----------------------------------------------
岸本斉史から二分遅れで建物から出てきた木多康昭(男子十六番・自称さわやか青年K)は、
和月の体のそばに転がっていたトーンナイフを拾い上げはしたものの、
大御所には滅法弱い性質なので最初は刺すつもりはなかった。
しかし、和月のデイパックの中から剣心イラスト入りサイン色紙が数枚はみだしているのを発見した瞬間、
反射的にトーンナイフを投げたのだ。
なにしろ、この色紙は自分が描いたニセ剣心ではなく本物だ。
こいつはこのクソゲームに優勝した後に、合コンかなんかでいい撒き餌に使えそうだ。
とらぬ狸の皮算用で早くも王様気分になった木多は、
いっそのことフルチンになって校庭中を駆け回ってやろうと思ったが、
考え直しとっととここから逃げることにした。
和月をやってしまったのは仕方ない、状況からみれば、
明らかに小栗かずまたを打ち切りに追い込んだのは和月伸宏なのだ。
自分は悪いことをしたわけじゃない。
というかその時自分の右手が刀だったら、むしろ首をぶった切っていただろう。

木多は爆弾漫画家で、「使える!」と思ったネタはたとえ他人の迷惑になろうとも
お構いなしに使う男なので、良心の呵責などあろうはずもない。
木多の持ちチンポ角度は先ほどから180度を維持したまま微動だにしておらず、
むしろ硬度がアップしているほどだ。
木多は、サイン色紙が詰まった和月のデイパックをウハウハ拾い上げた。
そのまま足を動かしかけ、しかし、立ち止まると、小栗のテンテンくん色紙も拾い上げた。
それから、シャドウボクシングをしながら走り始めた。

153 :名無しダメなのかよっ!:01/12/21 01:22 ID:no2b4WW+
>>133-138
正直、ワラタ&感動した。
荒木は最後までカッコ良かった…
個人的には、川田の最後のセリフ
「なりたいものになれ」
を再現したバージョンも読みたい… 手元に本があれば俺が書きたいところなんだけど…くそう。
うろ覚えで一行だけ。
「かかかかかかか描きたいものをかかかか描けよ」

154 : :01/12/21 18:57 ID:gNg4InNU
hosyu

155 : :01/12/21 19:15 ID:bBQWoaRx
>>152
ナイス!!

156 :尾田の悪夢:01/12/21 21:19 ID:OGLqKVET
 ばかばかしいと思って小走りしながら、一瞬安堵感で泣きそうになった。
ほんとにばかばかしい。梅澤先生が打ち切られるなんて、よくもそんなろく
でもない夢を見たもんだ。
 編集部のドアと開けた途端、ぷんとカラーインクの匂いが鼻をついた。尾田
はぱっと顔を上げた。最初に目に入ったのは、窓際に倒れている井沢だった。
鼻水にまみれている。頭にはほとんど毛がなかった。メガネのフレームが抜け
毛の中に転がっていた。
 床をべったりと赤インクが覆っていた。尾田は慌ててすぐ前の小栗かずまたに
手をかけ――テンテン君にトーンナイフが突き刺さっているのに気づいた。原稿
からはホワイトが血のように噴き出している。尾田は足を進めた。木多康昭の
身体を揺すった。「幕張」は戦後の教科書のように、いたるところ黒く塗りつぶ
されていた。尾田はひっと叫んで梅澤春人に駆け寄った。「ブレーメン」は、
メインキャラがアシスタントの絵になっていた。

 梅澤先生――!!

 尾田は混乱の中であたりを見回した。

 今や誰もが打ち切られていた。「ライパクト」はすぱっと真っ二つに裂けて
いた。「ルーキーズ」はいきなり卒業式のシーンになっていた。「両さん」は
寿命を迎えたじいさんみたいになって棺桶に入っていた。そしてあの「ザ・
トーンマン」、藤崎竜の原稿は、(冨樫のような)ネーム状態になっていた。

157 :尾田の悪夢2:01/12/21 21:19 ID:OGLqKVET
 尾田の目にあるものが止まった。それはあのWJ界一奇特な作家・荒木飛呂彦
の原稿だった。JOJOの画風が、ごくごくありふれたヲタ絵になっており、扉絵で
既に「完結」と記されていた。例の「to be continued...」の記載はなかった。
 尾田はそれからごくっと唾を飲み込み、岸本のところへ行った。「NARUTO」の
原稿はまだ無事だった。尾田はそこへ駆け寄り、原稿を手に取った。
 ばらっ、と最終ページが見えた。その左隅には「第一部・完」の写植と、横の
ハシラに「ナルトの戦いは、まだまだ続く……!!」というわざとらしい煽り文
句があった。ナルトの不自然な後ろ姿が怨嗟のこもった哀愁を尾田に感じさせた。
 俺、打ちきられちゃった。俺を助けてくれるって言ったじゃないですか。
 俺、ONEPIECEが好きだったのに。ミス・メリークリスマス萌え〜だったのに。
 尾田は岸本の原稿に釘付けになった。両手で頭を抱えて思いきり口を開いた。
気が狂いそうだった。自分の腹の底から大砲がせり上がってくるようだった。

 ふいに、尾田の視界に白っぽいものが映った。
 真っ白なケント紙だった。視界の端、左の方に、蛍光灯もちゃんとあった。
 仕事場だ。誰かが尾田の胸にそっと触れた。尾田はまだ荒い呼吸をしながら
その人間を見た。「ヒカルの碁」の作画担当、小畑健だった。

「よかった、気がついたな」

158 : :01/12/21 21:49 ID:ICm4P8gq
ライジングインパクトをライパクトって呼ぶのやめないか?

159 :ななし:01/12/21 21:57 ID:OGLqKVET
>158
ゴメン、タイトル長くてめんどくさくて。

160 : :01/12/21 23:25 ID:22P/leaq
>>156
>黒く塗りつぶされていた。
ワラタ

161 :うわ:01/12/22 09:48 ID:7rYyd4KX
>>156-157
尾田カコイイ……

162 : :01/12/22 18:31 ID:/uzKEIrP
あげ

163 : :01/12/23 09:38 ID:tCFUvKtG
age

164 :何気に:01/12/23 19:20 ID:J03rVOW7
キャラ立ってない不良笹川は、連載陣にもかかわらずほっとかれた
樋口希望。

165 : :01/12/23 19:22 ID:YeYJYVyO
ああっ!!
ほんとだ、樋口がいねえ!!

166 : :01/12/23 20:03 ID:SkYe47Cd
すっげー。
毎回ただ読みさせてもらっています。感謝。

167 : :01/12/23 21:01 ID:ObsgDtGI
飯島もほっとかれてるけど。
っつーか俺が書かなかったんだけど(ワラ

168 :_:01/12/23 21:49 ID:gCWQi410
>>167
飯島は道元むねのりって話もあったんだが。

あのちょっとした裏切りエピソードを藤崎では使いにくいってのがある
かもなぁ。飯島のシーンは書きにくいよ。

169 : :01/12/23 22:40 ID:2NDwWGdl
ログ置き場のやつ全部読んだよ。
バトロワ知らんけど、けっこう楽しめた。
「河下水希・1」や「鈴木央・恐怖に脅える」なんか文章も上手いし
妙にリアルで良かったな。
ただ、全体的に作者によってレベルのばらつきがあるのが残念。
時系列がめちゃくちゃなところもあるし。
パロディだから仕方ないけどね。

170 : :01/12/24 00:12 ID:tC7WikFR
>>169
原作読んでからもう一度読むべし

171 :_:01/12/24 00:15 ID:+DC+d6TP
>169
原作読め。

172 : :01/12/24 20:03 ID:9VtGfYsS
桐山が沼井たちを殺すシーンもやりにくいよな。
”コインを投げて、裏が出たからこのゲームに乗る”っての、とても好きだが冨樫にそれは似合わない?
「ボスの笑った顔一度も見たこと無かったっけ」も。

173 :某名無し:01/12/24 21:06 ID:gYRGXNmd
ハンターの中でコイン投げるシーンあったような。
クモのメンバーがやってなかった?

174 : :01/12/24 21:10 ID:isn03iwW
>>173
どこまでぴったりはまってるんだ…>冨樫

175 :_:01/12/24 21:13 ID:BxbTX3dF
>172
いちお、打ち切りシーンでコイン投げしてたよ。>過去ログ
「旅団」のクモコインと見事にリンクしてて大笑いした覚えあるし。

176 :こんなのどうよ?展開を箇条書き。:01/12/24 21:33 ID:9VtGfYsS
冨樫は教室を出る時に高橋和希、ガモウひろし、許斐剛、樋口大輔に招集をかけておいた。

山田和重に遭遇

山田「打ちきらないでください、僕はまだ連載を続けたいんです」
冨樫「それは・・・コインを投げて決める。
   表ならマシリトと闘う、裏ならゲームに乗る」

コインを投げる、裏。

ぱらららら、山田和重10週打ちきり

「…薄っぺらな嘘(ドッキリテキスチャー)…便利な力だ………」
ペリ…コインの表面が剥がれる。裏が表になる。

実は冨樫は最初から打ちきりゲームに乗る予定でした、ちゃんちゃん。

177 :176:01/12/24 21:52 ID:9VtGfYsS
文章力には自信ないから、ネタ振るだけです。
スイマセン。

178 : :01/12/24 21:54 ID:isn03iwW
ネタふりは嬉しいんだが大方出来上がってるからな…
あと残ってるのはホント原作でも影の薄い人達ぐらいか…

179 :176:01/12/24 22:03 ID:9VtGfYsS
いや、山田&ファミリーが打ちきられるシーンは出来上がってないですよ。

180 :補完職人(残飯処理係):01/12/24 22:10 ID:rJOiMI7c
>179
いや、あるって。だいぶ割愛されてて分かりにくいけど、高橋和希視点から
書いてある。バトロワ原作でも、山田・笹川・黒長の殺戮シーンは書いて
なかったし。誰かオリジナルシーンでやりたいなら別だけどさ。

181 :176:01/12/24 22:53 ID:9VtGfYsS
ホ、ホントーだ。
(゚Д゚)がーん。
すいません。

182 : :01/12/24 22:58 ID:tIYMFxO/
山田って誰だっけ?

183 :補完職人(残飯処理係):01/12/24 23:26 ID:iUsskSsM
>182
金井泉〜。瀬戸の好きな子。

184 :エリザベス女王萌えだった人:01/12/24 23:27 ID:wQYloJKu
こないだ実際に打ち切られた(泣)、
グラン・バガン描いてた人。>山田和重

185 :ふぁえw:01/12/24 23:28 ID:2RUo6r20
漫画家同士がリアルバトルロイヤルやるのかとオモタ。
キユ最強って書こうと思ったのに。

186 :騙り部:01/12/25 01:05 ID:dnSJxwYH
俺は176のネタかなり気に入った。
原作では沼井視点だが、オリジナルバージョンとして書いてもる。

187 :騙り部:01/12/25 01:07 ID:dnSJxwYH
自分の身に起こったことが、山田和重には今だに理解できなかった。
何か考えようとすると、自分と同じシーズンに連載開始をし、目の前で打ち切られたやまもとかずやの事ばかり思い浮かぶ。
何も考えず歩くうち、だんだんと辺りの視界が開け、風が強くなってきた。かすかに漂ってきた潮っぽい匂い。
そこは南の先端の浜辺だった。
――海だ。
傾斜がかった海岸線に、大きな岩がごつごつと転がっている。
月明かりに照らされる水面は穏やかだった。

和重は、林の傍に黒い影がちらりと横切ったのに気づいた。
一直線に自分の方に歩いて来る。
影が言った、その声。
感情が窺えない、ひどく冷たく平坦な声。
冨樫義博だった。
ネームのまま載せても、いくら休載しても、巻末コメントで何を言っても打ち切られない伝説の漫画家、冨樫義博。
サムライソードを持っているとはいえ、勝てるはずなどない。
「打ちきらないでください、僕はまだ連載を続けたいんです」
和重は動転して、泣き声で懇願した。

188 :騙り部:01/12/25 01:07 ID:dnSJxwYH
ふと何を思い立ったのか、冨樫はその手を上着の胸ポケットに入れ、500円玉を一枚つかみ出すと、親指でピンと弾いた。
コインは月明かりを受けて一瞬鈍く輝き、くるくると回転しながら落下した。
落ちる途中それを左手で受け止め、右手でおおった。
「それは・・・コイン投げで決める。
 表ならマシリトと闘う、裏なら打ち切りゲームに乗る」
そして手を外す。
手の上に乗った500円玉は裏だった。
「決まりだな」
冨樫がダブルマシンガンを自分に向け、引き金を引いた。
「ぱららららら」


「…薄っぺらな嘘(ドッキリテキスチャー)…便利な力だ………」
ペリ………コインの表面が剥がれて、裏が表になる。

山田和重 打ち切り

189 :騙り部:01/12/25 01:10 ID:dnSJxwYH
あれ?
コインてどっちが裏でどっちが表だっけ。
確か絵が書いてある方が表だったと思ったんだが。
まあ、どうでもいいな。

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