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(*゚ー゚) 三行リレー小説

1 :のほほん名無しさん:01/12/13 16:02 ID:t09/JEj9
SF、純愛、推理なんでもありの完全フリー制を新規導入!
お一人様一回につき一行〜三行まで。
どぞお気楽に。

2 :のほほん名無しさん:01/12/13 16:03 ID:t09/JEj9
街はもう雪で覆われていた。
男が目を覚ますと、ベッドにはもう女はいなかった。
時計を見ると三時をまわったところだった。

3 :のほほん名無しさん:01/12/13 16:18 ID:???
部屋の空調は切れていて恐ろしく寒い。
男は取りあえず服を身につけることにした。
窓の外の雪は妙にまぶしかった。

4 :のほほん名無しさん:01/12/13 16:26 ID:???
男が服を身に付け終わったその瞬間、来客を告げるチャイムが鳴った。

5 :破壊王 ◆FtWHXXQI :01/12/13 16:27 ID:???
(あの子はいつ帰ったんだろう…)
男は冷蔵庫をあさりながら昨夜のことを漠然と思い返していた。

6 :破壊王 ◆FtWHXXQI :01/12/13 16:28 ID:???
(´-`).。oO(かぶったスマソ。俺のは無し)

7 :4:01/12/13 16:40 ID:???
いや、破壊王さんの話しの方が面白いのでそちらから続けて欲しいです。

8 :ぷくまんぼう:01/12/13 16:50 ID:???
冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出し、1口含んだところで、
もう一度、今度はイライラとチャイムが鳴った。
男は思わず舌打ちし、ペットボトルをテーブルに置いた。

9 :のほほん名無しさん:01/12/13 16:56 ID:???
男を急き立てるように チャイムが鳴り響いている。
ガチャッ・・・。
男は重い扉を開いた・・・。

10 :イトキン:01/12/13 18:47 ID:G+RLLI4g
「・・・来ちゃった」
開いていくドアを待ちきれないように顔を出した女の子が、無理にはにかみながらそう言った。
飲んだくれて1日中寝てしまおうと決め込んでいた約束の日だった。

11 :ばか:01/12/13 21:00 ID:U6Dmqmgv
男は唐突に持っていたハサミで自分の陰茎を切断した。
切断面をやってきた女の頬になすりつけると、女は、
「ん〜、マンダム」と恍惚の表情を浮かべた。

12 :( ゚∀゚)アヒャ♪:01/12/13 21:12 ID:???
男女はひとしきりその行為を楽しむと、新しい陰茎を求めて二人仲良く旅に出た。

13 :のほほん名無しさん:01/12/13 22:04 ID:???
男は無言で車を走らせる。行き先などない。
自分を受け入れてくれる場所などないのかもしれない。
今はただ身を切るほど冷たい風と、女の髪の薫りが心地良かった。

14 :ぷくまんぼう:01/12/13 22:41 ID:???
「あたし達、もう戻れないのかしら」女がポツリと言う。
男は唇の端に笑みを浮かべて頷いた。
車の中は、既に生臭い血の匂いが充満していた。

15 :のほほん名無しさん:01/12/13 22:48 ID:???
そう、もう戻ることはできないのだ。
過去を捨て、未来を捨て、夢を捨ててここまで来たのだから。
「失うというのは辛いものだな・・」男はちらりと後部座席を見て呟いた。

16 :( ゚∀゚)アヒャ♪:01/12/13 22:59 ID:???
後部座席には、先程切り取られた男の陰茎が転がっていた。
「ねえ、こうするとかわいくない?」
女はそう言うと、転がっていた陰茎をつまみ上げ、リボンを結びつけた。

17 :のほほん名無しさん:01/12/14 11:28 ID:???
女が無理に明るく振る舞っていることに気づき、
男は胸が熱くなった。まだ自分には彼女がいる。
ひとりではないのだ。そう思うとこの旅も悪くはない気がしてきた。

18 :破壊王 ◆FtWHXXQI :01/12/14 12:07 ID:???
男は空いている田舎道を軽快に飛ばした。いつもはぐずついてばかりいる
ポンコツの相棒も今日はご機嫌らしい。

19 :のほほん名無しさん:01/12/14 21:32 ID:???
高速を降りると、のどかな田園風景が広がっていた。
夕陽に染まった稲穂が美しい。
男はタバコに火をつけると大きく息を吐いた。

20 :破壊王 ◆FtWHXXQI :01/12/14 22:24 ID:???
見渡す限りの田圃を夕焼けに染まった山が遠く囲っている。あと一時間もすれば
陽は完全に落ちてしまうだろうが、宿泊ができそうな建物も、食事がとれそうな
レストランもこのあたりで見つけるのは難しいかもしれない。男は吸いかけのタ

21 :のほほん名無しさん:01/12/14 22:42 ID:???
バコを消すとアクセルをふかした。
できれば熱いシャワーを浴び、ビールの一本でも飲みたいところだ。
子供のような無垢な表情で、いつの間にか女は眠ってしまっている。

22 :破壊王 ◆FtWHXXQI :01/12/14 23:01 ID:???
しばらく道なりに行くうちにカープがやたらと多くなってくる。右に左にハンドルを
回すたびに眠った女の首が不安定に動き回る。どうやら傾斜もきつくなってきたようだ。
「チッ、飯も食わずに山越えかよ」

23 :ぷくまんぼう:01/12/15 13:18 ID:???
そういえば。ハンドルをきりつつ、男はふと思った。
俺の傷口はもう塞がったのだろうか?
痛みはない。むせるほどの血の匂いは相変わらずだ。

24 :破壊王 ◆FtWHXXQI :01/12/15 13:40 ID:???
男は右手でハンドルを取りつつ左手をジーンズに突っ込んで股間をまさぐった。
左手は予想外に空虚な股間に戸惑っている。引き抜いて指先を見るとわずかに
血が付いていた。とうとう陽は落ちた。

25 :ぷくまんぼう:01/12/17 21:08 ID:???
コンビニでもあればいいけどな。
男は隣で眠っている女の顔を見て、つぶやいた。
ひどく喉が乾く……。

26 :ぷくまんぼう:01/12/19 20:34 ID:???
「あっ!!!」
カーブの向うに見えたライトに思わず声をあげた男は、次の瞬間に空を舞った。
ひどくゆっくりと景色がまわって……。最後に男は女の名前をつぶやこうとして、思い出せなかった。

27 :ぷくまんぼう:01/12/19 20:37 ID:???
俺は震える指でエンジンを切った。フロントガラスには血しぶきがかかり、前方には2つの固まりが横たわっている。
「どうすればいい? どうすればいいんだよ!!」
後部座席に座っている妻と子供は抱き合って震えていた。

28 :hz ◆UTHD5SOw :01/12/21 00:20 ID:???
「俺がしっかりしなくちゃいけねぇ」
奥歯が折れるくらいに噛みしめて、2つの黒い塊をにらみつける。
妻に頷いてみせてから、ゆっくりと車を降りる。

29 :ぷくまんぼう:01/12/21 20:57 ID:???
血で汚れた塊は、既に人間の機能を失っていることが見てとれた。
手前の男性らしい塊を覗きこんだ瞬間、男の力ない瞳と視線がぶつかったような気がした。
「うぅ……」俺は思わずうめいた。

30 :ぷくまんぼう:01/12/21 20:58 ID:???
その瞬間、頭の中で直接声が響いた。
「オレ、あんたについていってもいいかなぁ。そこの女と一緒にさ」
声は続いた。

31 :のほほん名無しさん:01/12/21 22:06 ID:???
「忘れたわけじゃないだろ?あの約束のことを」
聞き覚えのある声のような気がする。しかし記憶を辿っても答はなかった。
どこで聞いた、いや、どこで会ったのだろう。あれは・・・

32 :hz ◆UTHD5SOw :01/12/22 02:40 ID:???
「うおっっ!」 小さく叫んで首を振る。正気をここで保たなければならない。
警察に知らせるにしても、このまま誤魔化すにも相手を知っておかないと・・・。
とりあえず、男の持ち物を調べた。

33 :hz ◆UTHD5SOw :01/12/22 03:02 ID:???
驚いたことにこいつらは、身元を表わすものを全く持っていなかった。
仕事も順調で社会的な成功を収めつつある。冷徹に計算をした。
それほど優秀でもない俺だが、勘と行動力は密かな自信がある。

34 :hz ◆UTHD5SOw :01/12/22 18:45 ID:???
数キロ先に廃屋となったレストランがあったはずだ。
彼らの乗ってきたとおぼしき車のトランクに彼らを押し込む。
ピンク色のネコが2本足で歩いていったが幻視に違いない。作業を急いだ。

35 :ぷくまんぼう:01/12/22 19:00 ID:???
「うん、身体を隠すのはいい考えだよね」
また頭の中で声がした。
「あのさ、オレ正直ほっとしてんの。身体いらない。あんたについて行ければいいや」

36 :hz ◆UTHD5SOw :01/12/22 23:16 ID:???
レストランに着いた。2台に分乗して。
このあたりは、山の上のくせに井戸がある。
そこにブッコンデとりあえずおさらばだ。

37 :hz ◆UTHD5SOw :01/12/23 00:53 ID:???
さっさと行こう。迷いは、禁物だ。
こんな田舎にさがしにくるやつもいないだろう。
死体を涸れ井戸に放り込んで、土をかけた。

38 :hz:01/12/23 01:52 ID:???
ついでにやつらの車のトランクにも土をかけて血の痕跡を薄める。
俺の車はスェーデン製の丈夫なやつだ。板金しなくても目立たない。
「よしっ。」

39 :hz ◆UTHD5SOw :01/12/23 02:37 ID:???
愁いと惨めさをない混ぜにしたような男の目がちらつく。
妻と子供には忘れるんだと言い聞かせたが、果して大丈夫だろうか。
あの声と、猫はなんだったんだろう。妻と娘と身を寄せ合って眠った。

40 :ぷくまんぼう:01/12/26 12:09 ID:???
夢を見た。いや、夢だったのだろうか……。
まだ幼かった頃、母親の実家に遊びに行った夏休み。
夕立を避けるために入った廃屋で、忘れようとしても忘れられない光景を目にした。

41 :ぷくまんぼう:01/12/26 12:12 ID:???
雨だ。雨が降っている。そうだ、もっと降るんだ。全ての血を洗い流せ……!
「消えないよ。記憶は消えない。オレはずっとあんたについていく、決めたんだ」
次の瞬間、思わず大声を上げて、俺は夢から覚めた。

42 :ぷくまんぼう:01/12/28 15:16 ID:???
傍らの妻を見ると、声をひそめて肩を震わせて泣いていた。
「……ごめん、びっくりしたか?」
俺自信の声も弱々しく暗闇に響いた。

43 :hz ◆UTHD5SOw :01/12/30 01:08 ID:???
うなされちまってたか・・・
俺がとり憑かれるのはいいか、妻と娘には安らぎを与えたい。
「あわないこやっちまったかな。」

44 :hz ◆UTHD5SOw :01/12/31 06:23 ID:???
だが、ひとつの方針を決めた以上あとには引かない。
この1年禁煙していたが、あれを開けるか。でかい冷蔵庫をガサガサやった。
煙草の銘柄は『出羽桜』。手作りの限定もんだ。くっ、湿気ってやがる...当たり前か。

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